2月8日の衆院選で、単独で3分の2を上回る316議席を獲得した自民党。この歴史的大勝の裏で、初の衆院選で11議席を獲得したチームみらい、公示前の2議席から15議席まで積み増した参政党など一部の野党が躍進したが、大きく沈んだのが、公示前から100議席以上減の中道改革連合、そして日本保守党だ。
「日本保守党は衆院選で10人を擁立。なかでも注目されたのが、いずれも比例代表で、’23年の結党時から事務総長を務めるジャーナリスト・有本香氏(63)、現職の島田洋一氏(68)でした。ただ、有本氏は事務総長としての知名度がありながらも、’24年の衆院選、昨年の参院選に続き国政選挙3連敗。唯一の現職である島田氏も、保守的なスタンスを前面に押し出しましたが及ばず、結果的に全員が落選。それだけ高市早苗首相(64)の人気がすさまじかったのでしょう。いっぽう、1月に日本保守党を除籍となり、減税日本・ゆうこく連合から立候補していた河村たかし氏(77)は愛知1区で当選しています」(政治部記者)
貴重な衆院1議席を失ってしまった日本保守党。投開票から4日後の12日、有本氏は自身のYouTube番組『ニュースあさ8時!』に島田氏をゲストとして迎え、選挙の振り返りを行ったのだが、そのなかで急進したチームみらいに言及する場面があった。
島田氏は、みらいについて、「なんとなく若そうな人がやってて、地上波テレビにも出てるなと。こういう若い人たちを育てるのがいいんじゃない、ぐらいのね。で、中身を見ると、消費税減税に反対、財務省の別動隊みたいなことを言ってたとかですね。政治的重要課題に関して、エネルギー問題、外国人問題に関して、何の見識も披瀝していない。非常に“ふにゃっ”とした団体」と評価。
続けて、昨年7月公開の経済系メディア『ReHacQ』にて、出演したみらいの高山聡史幹事長(39)が、同党が「社会保険料の引き下げ」を打ち出しながら、「社会保険料」「社会保障費」の区別がついてないような説明を行い、質問攻めに遭い言葉を詰まらせていた場面に言及。島田氏は、「幹事長の男が言葉すら発することができなくてね、そういうものにフワっと票が乗った」と指摘し、こう言い放った。
「有権者のレベルが、彼らに投票した人はかなり低いですね」
支持者批判を展開した島田氏だが、有本氏も「個人攻撃になって悪いんだけど」と断りつつ、「社会保険料と社会保障、それの区別がつかないというのは、とんでもない話」と非難。さらに、「あんないい加減なね、ネットの一部の番組とはいえ、それがバレてるわけじゃないですか」と切り出し、こう訴えた。
「それで東京(比例東京ブロック)で80万の票が集まるというのは、本当にいつも東京都民というのは理解に苦しむ。私も東京都民ですけど、一体何なんだと。怪奇現象みたいな感じですよ、本当に」
高山氏は比例東京ブロックで当選しており、いっぽう、保守党も同ブロックに新人・小坂英二氏(53)、新人・大谷司郎氏(62)、新人・平井宏治氏(67)を立てていた。有本氏は「こっちのおじさんの方がって言うと変だけど、もう私は正直比べるのも嫌なぐらい」と不快感を示し、「東京都民の皆さんにはやっぱり、自分の一票っていうことを投じるときによく考えてもらいたい」と呼びかけている。
みらい支持者を「レベルが低い」と評価する島田氏と、同党の躍進を「怪奇現象」と受け止める有本氏。Xでは、自党の敗因を顧みず、ライバルの酷評に終始した分析に、こんな疑問の声が上がっている。
《国政政党幹部が他党に投票した有権者をレベルがかなり低いと侮辱。それがダメな事だとさえわからないレベルなのが日本保守党》
《現役世代は将来自分たちの負担も3割になる事も了承してチームみらいに1票入れたんだよ》
《これを党幹部が発信してる時点でヤバい党ではある ただの負け惜しみやん レベル低いって言うならリハック討論会みたいなので安野さんと討論したら良いやん いない所で好き放題言って、有権者バカにして何がしたいん?》
《みらいを腐して自分たちの株が上がるんですか?本当に何も学んでないですね》
