「婚姻届を出したら俺、捕まる」“独身偽装男”が市役所窓口で衝撃の自白…5年以上も騙され続けた女性は妊娠中「私の人生をめちゃくちゃにした」
画像を見る A子さん(左)と加害者のY(右)。A子さんは交際前「次につき合う男性とは結婚したい」と伝えていた

 

■加害者の家への訪問

 

「市役所に行った翌日、彼から『A子は元気な赤ちゃんを産むことだけ考えればいい。明日休みだから弁護士のところに行ってくる』と連絡がありました。ところがそれを最後に連絡が途絶えたのです。彼はいつも連絡がマメなので嫌な予感がして、不安に耐えきれず彼が婚姻届に書いた住所に向かいました」

 

調べると、「彼の家」はA子さんのアパートから車で数分の距離。夜までYからの返事を待っていたA子さんは、無我夢中で住所まで車を走らせた。すると……。

 

「大きな敷地に実家と思われる古い家屋、その隣に築10年くらいの新しい住宅があり、駐車場には彼の車が停まっていました。新しいほうの家のチャイムを押すと、彼の奥さんが出てきました。奥さんは私の存在を聞いていたらしく、すぐに察した様子を見せ、『子供には聞かせられない』と彼を連れて車で近く店舗の駐車場に移動し、3人で話し合いになりました」

 

相手の妻は、今までの癖で助手席に乗ろうとした妊娠中のA子さんを「助手席に乗るな」と突き飛ばすなど、当初から激高した様子だった。車の中では話し合いというより、前に座る2人の夫婦喧嘩を後部座席から聞かされる状況が続いたという。

 

「私は2人のやりとりで、多くの事実を知りました。私と同棲していた間、家族には『コロナ対策で病院が借りたホテルに住むことになって家に帰れない』と伝えていたこと、私のアパートを出た後、家に戻って奥さんや子供たち4人で普通に暮らし、家族旅行にまで出かけていたこと、奥さんとは普通に性交渉があること──。彼は私をずっと騙し続けていたんです。私はあまりの出来事に体が震え、後部座席で泣き続けました」

 

Yは当初、A子さんをかばう様子を見せ、妻に「子供ができたんだから離婚してくれ」と言ったという。しかし妻は「不倫はいいけど、子供を作るのは違うやろ!」「うちの子もお父さんがいなくなったら困る。絶対に別れへん」と言い、夫婦喧嘩は何時間も続いた。

 

「私は車の中でずっと“この状況じゃ家に帰れない、親不孝すぎて両親に説明できん”“もう人生終わったな”と考えていました。途中、奥さんが子供の塾の迎えに行き、その後、彼も車を離れるタイミングがありました。私は呆然としたまま、車を降りて少し歩きました。すると、目の前に池があったのです。私は“死のうかな”と思い、咄嗟に飛び降りようと踏み出しました。しかしあと一歩のところで怖くて体が震え、両親の顔も浮かび、子供を殺すことになるとも思って、ただただ立ち尽くして泣いていました」

 

その後、車に戻ってA子さんがいないと気付いたYがA子さんを見つけ、「ここじゃ浅くて死ねんよ」と車に連れ戻された。その後もYと妻は、朝の5時ごろまで言い争いを続けた。

 

「このままでは何も動かないと思った私は、彼に『自分の口から私の両親に説明して』と告げ、そのまま奥さんを降ろし、私の実家に向かったのです」

 

次ページ >相手の母親からの心ない言葉

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: