’24年1月のタイ視察の様子(センキョタイムズWEBより) 画像を見る

“福岡県議会のドン”とも呼ばれた元同県議会議長の蔵内勇夫氏(72)。今年7月に浮上した県議会の“カツアゲ疑惑”の中心人物として、一躍その名を全国に知らしめ、8月に議員辞職したが、その後も県議会をめぐる問題が次々と明るみになり、批判の声はいまだに後を絶たない――。

 

「今年7月、元県議会議長の吉松源昭県議(58)が、議長ポストをめぐる“金銭授受問題”を告発。蔵内氏も金銭を要求した人物として告発されましたが、本人は一貫して関与を否定し、『日本でいちばん悪い男が蔵内勇夫だと言われている』など余裕たっぷりに話していたことも。疑惑の渦中にありながら、議員辞職も否定していた蔵内氏でしたが、一転して8月25日に辞職を表明しました。

 

さらに、問題は金銭授受をめぐる疑惑にとどまりません。同議会では県議らの海外視察費用が高額だとして問題化していたのですが、蔵内氏は今年6月、記者団に『海外旅行は続けます。あ、海外旅行ではありません、海外活動です』などと冗談めかして発言。さらに、8月5日、日本獣医師会の仕事で訪れていたネパールから帰国した際、議会が金銭授受問題で混乱していたにもかかわらず、『ネパールは天国だったぁ』と述べるなど、一連の発言がたびたびSNSで“炎上”していました」(政治部記者)

 

そんななか、政治系メディア「センキョタイムズWEB」が9月3日に公開した写真が、波紋を広げている。

 

同メディアは3日、《報告書に載らなかった送別宴――バンコクで「タイタニック」る福岡県議たち》と題した記事を公開。’24年1月26~28日にかけて「福岡県議会バンコク都議会訪問団」がタイ・バンコクを訪れた際の送別宴に関する記事なのだが、同メディアが独自に入手した複数の写真には、映画「タイタニック」のジャックとローズよろしく、蔵内氏や豊福るみ子県議(59)、林泰輔県議(52)、大田京子県議(48)らが、手を広げたり腰に手を当てたりして楽しむ姿が確認できた。

 

県が発表している資料によると、バンコク訪問にかかった経費は283万円。同メディアは《公務で外国へ行けば、相手国が催す宴に出ることもあります。踊りに加わることが、それ自体で悪いとは思いません》とは論じていたものの、Xでこれらの写真が拡散されると、公費にもかかわらず“遊び半分”だとして、蔵内氏ら県議会の面々に批判が噴出。

 

先述の大田氏は4日、Xで《一部メディアで掲載のあるタイ訪問時の写真について、公務で訪問している県議会議員として、適切なものではなかったと深く反省しております。県民の皆様がこの写真をご覧になり、不快な思いや疑問を抱かれることは当然のことだと受け止めています。公務に臨む者としての緊張感と自覚が足りておりませんでした》と釈明し、翌日、国民民主党福岡県連の代表辞任を表明した。

 

さらに、9月7日、報道各社は、県議会の過去の海外視察で、旧民主系の元県議で’19年に落選していた吉村敏男氏(77)が公費でタイ視察に同行していたことを報じた。「TNC テレビ西日本」によると、吉村氏はこれまで「国際交流コーディネーター」として2度同行しており、公費で賄う交通費や宿泊費など約59万円が吉村氏に支払われていたという。

 

国際交流コーディネーターは通訳や日程調整が役割とのことだが、吉村氏は同メディアの取材に、《基本は同行するだけでタイ語は話せないので通訳もしない》とコメント。公費支出は適切だったのか、今後は県が設置した第三者委員会で調査していくというが、Xでは、蔵内氏をめぐる疑惑や、“タイタニック騒動”に続く新たな問題に、以下のような呆れ声が広がっている。

 

《福岡県議会は腐りきってるね》
《落選後って、ただの民間人に税金から59万円?返金して!》
《このOBの方は民主系なんですよね。「ドン」の存在も無論問題なのですが、それを許してきた与野党のもたれ合い談合体質こそ際限の無い腐敗の根本原因》

画像ページ >【写真あり】タイ視察で「タイタニックごっこ」…女性議員の腰に手を当て満足そうに笑う蔵内元議長(他3枚)

出典元:

WEB女性自身

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