「事実上の女子枠」山尾志桜里氏 東大初の女性総長“2位から逆転”にOGの立場から苦言「学生新聞の取材すら拒否」
画像を見る 東京大の次期総長に選出され、記者会見する藤垣裕子教授(写真:共同通信)

 

■東大が抱える切実な事情と学長の責任

 

今回の強引とも言える選考の背景には、東大が抱える切実な事情が垣間見える。東大は経営的にも2年連続で赤字となっており、近年は医学部関連の不正など不祥事も続き、学術機関としての信頼回復が急務となっている。

 

さらに、政府から巨額の支援を受けられる「国際卓越研究大学(卓越大)」の認定に向けたプレッシャーも重くのしかかっているという。

 

「『初の女性学長』であればクリーンなイメージで不祥事を払拭できる、そんな甘い認識は通じません。卓越大の認定に向けても事実上の『女性枠』疑惑を払拭するような説明が求められます。その上で、藤垣学長には、哲学をバックボーンにしたAI研究者の育成など、文理融合の旗印をしっかり実績で示していってほしいと思います」

 

藤垣氏の任期は2027年4月から6年間となる。この間に成果を出せなければ、世間からは「やはり女性だから」とかえって言われることになりかねない。

 

不祥事や財政悪化で危機的な状態にある東大を立て直すためには、性別は関係ない。藤垣氏は今回の東大学長選考プロセスに関してきちんとした説明をすべきではないだろうか。

画像ページ >【写真あり】今回の選考には、東大が抱える切実な事情が垣間見れる(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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