国内
3601 ~3625件/5088件
-
難病の息子抱える43歳主婦が始めた「保護猫カフェ」に密着
2017/03/12 06:00先月中旬、茨城県にある動物愛護のNPO法人「しっぽのなかま」のシェルターを訪れたのは、放送作家の藤村晃子さん(43)。今月9日に神奈川県横浜市にオープンする保護猫カフェに保護するための猫をこの日、藤村さんは引き取りに来ていた。藤村さんが本誌に登場するのは、今回が初めてではない。本誌は昨年6月、「シリーズ人間」で藤村さんを紹介している。’15年8月に生まれた藤村さんの長男・夏海くんは「18トリソミー -
誰がトランプを支持しているのか?大ベストセラーで読み解く(8)
2017/03/11 17:00トランプ大統領の主要な支持層と言われる、白人貧困層。「ヒルビリー」とも言われる彼らの実態について書かれた本が、アメリカで売れ続けています。その邦訳版の刊行にさきがけ、本文の一部を少しずつ紹介していきます。私の地元の知り合いたちも、主要なメディアがオバマについてどのような報道をしているか、よく知っている。ただ、彼らはそれを信じないのである。アメリカの有権者のうち、メディアが「とても信頼できる」と考え -
東日本震災乗り越え、遺児たちが届ける「天国への進学報告」
2017/03/11 06:00’11年3月11日。東日本大震災を境に、東北の人々の生活は大きく変わった。厚生労働省の調査によれば、’15年9月の時点で、ひとり親になった18歳未満の子ども(震災遺児)は1,538人。そして両親ともに失った子ども(震災孤児)は244人。あしなが育英会東北事務所の富樫康生さんはこう語る。「“親族里親”というのですが、震災で両親を失った児童のほとんどが祖父母や親のきょうだいに引き取られました。環境の変 -
3.11震災から6年…悲しみ乗り越え保育士になった18歳少女
2017/03/11 06:00日差しがさんさんと降りそそぐ宮下家のリビングルームに一歩入ると、何枚もの女性の写真が出迎えてくれた。写真のところどころに傷がある。変色している箇所もある。どれも東日本大震災の津波に流されたものだった。記者の脳裏に、6年前の光景がよみがえった。「あっ、お母さんの写真があったぁ。これもお母さんだ!」「これ、私のアルバム!ほら、お母さんがいる!」それは大震災から4週間後のこと。宮城県名取市立閖上小学校の -
「足し算のお勉強したい」震災当日に被災地で生まれた子
2017/03/11 06:00’11年3月11日の東日本大震災当日に被災地で生まれた子どもたちが、4月から小学校へ通う。本誌は、憧れだったランドセルを手に入学式を待ち望む、被災地で生まれた新小学1年生を取材した。■星山琉菜ちゃん(’11年3月11日18時49分・福島県双葉郡生まれ)「このランドセルのお気に入りはねえ、ハートがいっぱいなとこ。ほら、見て見て、こんなとこにもハートだよ」真新しいピンクのランドセルで、おしゃまなポーズ -
敷地内にホットスポットを放置!環境省の“デタラメ除染”前篇
2017/03/10 17:00「環境省は信じられません!『除染が終わりました』という通知が届いたので戻ってみたら、線量計の警報音がピーピー鳴ります。そんなところに孫を連れて帰れません」(上田ミチさん・仮名/67歳・都内に避難中)「自宅の寝室は、毎時0.5マイクロシーベルトあります。ここで寝ていたら年間2ミリシーベルトの被ばくです。夫は原発事故のせいでうつ病と認知症を発症し、『浪江に帰りたい』と言いながら避難先で亡くなりました。 -
花壇から基準値8倍の汚染土!環境省の“デタラメ除染”中編
2017/03/10 17:00基準値越えの覆土を使用!?「除染がすんだ場所は、地表1メートル高より、地表面のほうが、線量が低くなる傾向にあるんですが、ここは地表面のほうが高い。周辺に残っている高線量汚染地帯から、新たに汚染物質が飛んできて汚染されたか、覆土用の土自体が汚染されていた可能性もあります。いずれにしてもずさんな除染があった証拠です」覆土用に使われた土の汚染具合を調べるために本誌取材班は、佐藤さん宅の庭3カ所から、表土 -
浪江町避難解除も豊かな生活戻らず…環境省“デタラメ除染”後編
2017/03/10 17:00「年間被ばく線量が※20ミリシーベルトを下回った」として、今年3月末に政府が避難指示を解除する福島県双葉郡浪江町。政府はこれまで、除染に4兆円注ぎ込んでいるが、いくら除染をしても「安心して住める」環境ではないことが本誌の取材で明らかになった。浪江町から東京都に避難中の門馬昌子さん(74)に現状を聞いた。「夫は、ほとんど病気もしたことがない元気な人でした。60歳で定年退職して、それからは大好きな囲碁 -
大人気!“ホストクラブ通い”が体験できるはとバスツアーとは?
2017/03/10 12:00「ホストクラブに興味はあるけど、行く勇気はない」という女性たち向けに、東京観光の老舗・はとバスが「今宵の貴方はシンデレラ」なる女性限定のホストクラブ体験ツアーを開催していると聞き、本誌読者2人が参加してみた!17時過ぎに東京駅のはとバス乗り場を出発し、「ホテルグランドパレス」でビュッフェスタイルの夕飯を。食事を終えてバスへ戻る途中、ロビーでホストたちがお出迎え。「どうぞこちらへ」と誘われるままバス -
奨学金返済 苦しむ人々に導入される“新たな救済策”とは
2017/03/09 17:00来年度から始まる給付型奨学金が話題だが、貸与型では、その返済に苦しむ人がまだ多いのが現状。そこで今回、新たに始まる予定の救済策を経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた。【1】'17年度生向け所得連動型これまでも、奨学金を借りた本人の年収が300万円以下の場合、申請すると返済額をゼロに猶予してもらえる仕組み自体はあった。だが、返済方法は毎月決められた一定額を返す『定額返済』しかなかった。「 -
心置きなく盛り上がれると話題「女性限定バスツアー」の魅力
2017/03/09 17:00女性の心をつかむバスツアーが増えている。女性限定バスツアーは、ランチもただおいしいだけでなく、オシャレで写真映えするレストランだったり、スイーツのお土産がついたりと、より女性好みのコースになっているのが特徴だ。でも、女性だけのバスツアーって一般のバスツアーとどう違うの?どんな雰囲気なの?そんな疑問に答えるため、今回、読者のさとうかよこさん(46)と柾木奈緒美さん(47)の2人に女性限定バスツアーを -
小池都知事が石原氏につきつける 「戦犯通告」と「移転中止」
2017/03/09 06:00『撮影/加藤順子』「当日の石原さんは元気がなく、さえない感じでした。ある記者に『責任逃れの恥さらし!』と浴びせられても、威圧したり、言い返したりすることもなく、どこか自信のない表情をされていました。自身で『サムライ』と言っていた割には、終始責任逃れの印象しかなく、往年の威厳は消えていたと思います」3月3日に東京都内で行われた石原慎太郎元都知事(84)の記者会見に臨んだジャーナリストの池上正樹さんが -
誰がトランプを支持しているのか?大ベストセラーで読み解く(7)
2017/03/08 17:00トランプ大統領の主要な支持層と言われる、白人貧困層。「ヒルビリー」とも言われる彼らの実態について書かれた本が、アメリカで売れ続けています。その邦訳版の刊行にさきがけ、本文の一部を少しずつ紹介していきます。子どもは勉強しない。親も子どもに勉強をさせない。だから、子どもの成績は悪い。親が子どもを叱りつけることもあるが、平和で静かな環境を整えることで、成績が上がるよう協力することはまずありえない。成績が -
「育児の時間はマイナスじゃない」“リケジョの第一人者”の進言
2017/03/08 06:00仕事も育児もひととおりこなしてきた50代。大胆な挑戦をしたい気持ちはあっても自信がないとあきらめていませんか?その判断は間違いです。いまこそ華々しき“遅咲き”体験を!「昨年6月までNHK経営委員を務めてみて『よかった』のは、新しい疑問が出てきたことです。『そもそも公共放送って何?』と思えば、放送制度の歴史やメディア社会学など、専門以外の学問に触れるチャンスも広がる。思わぬ効果が生まれるんです」こう -
47都道府県で女子に愛される地元のメイブツ【鳥取県編】
2017/03/06 12:00スターバックス初出店時には、熱狂した県民1,000人が行列した鳥取県で、地味に長く愛されているのが「牛骨ラーメン」。倉吉市周辺の県中部では50年以上前からラーメンは牛骨スープ。畜産業が盛んで牛骨が手に入りやすいことから広まった。「小さいころから当たり前すぎて“牛骨”って、意識したことはなかったに」と語るのはある鳥取県民。数年前には全国ネットのテレビでご当地ラーメンとして紹介され盛り上がった。共通点 -
親だけの婚活パーティに潜入!親目線の“結婚の決め手”は?
2017/03/06 06:002月の週末、都内のホテルの宴会場の受付に、長蛇の列ができていた。列に並んでいるのは50代から70代の男女。この行列は、日本初の結婚相談所「マリックス」(東京都新宿区)が2カ月に1度催す「親おや交流会」の受付けを待つ参加者たち。同社代表の升村要さんがこう説明する。「親おや交流会とは、独身者の親たちだけが参加する交流会です。その目的は“子どもの婚活”。いまは結婚が難しい時代。親同士が自身の子どもの情報 -
誰がトランプを支持しているのか?大ベストセラーで読み解く(6)
2017/03/04 17:00トランプ大統領の主要な支持層と言われる、白人貧困層。「ヒルビリー」とも言われる彼らの実態について書かれた本が、アメリカで売れ続けています。その邦訳版の刊行にさきがけ、本文の一部を少しずつ紹介していきます。高校3年(11年生)のとき、隣りに住むパティが、屋根から雨漏りがすると大家に電話した。大家が駆けつけると、パティは上半身裸で意識を失ったまま、リビングのソファに横たわっていた。2階ではバスタブから -
日本の骨髄バンクの生みの親が乗り越えた難病、挫折ーー
2017/03/03 17:00「医師と患者の懸け橋になりたい。それが、骨髄移植から社会復帰した私の役目かなと」そう語るのは大谷貴子さん(55)。大谷さんは、26歳のときに骨髄移植を受けた元白血病患者。そして、一人でも多くの命を救いたいと、患者とドナー(骨髄の提供者)を結ぶ「骨髄バンク」を日本で初めて立ち上げたトップランナーとして、約30年もの間、講演や啓発活動、患者の相談など日本中を駆け回ってきた。診察に付き添うことも多く、“ -
際立つ“利他性の高さ”小池都知事にみる新しい女性リーダー像
2017/03/03 12:00「これまでの女性リーダーは大きく3パターンに分類できます。1つ目は組織の中で男性から引っぱり上げられるタイプ。2つ目は政党などに担がれて人気を集める形。サッチャー元英国首相はこのパターンで登場し、後に支持基盤を固めて本格的なリーダーになりました。3つ目は男性政治家の妻や娘がその座を継ぐ、王族に多いパターンです。では小池都知事がどのタイプかといえば、実はどれにも当てはまらない」こう小池百合子都知事( -
“小池新党”上田令子都議語る 「オッサン政治に光を!」
2017/03/03 12:00「’16年7月7日の朝、携帯の着信音が鳴り響きました。声の主はなんと、東京都知事選挙に立候補を表明したばかりの小池百合子さん!『保育現場の視察をしたい。それから待機児童問題について、お話を聞きたいんです』と。私は東京都江戸川区の認可保育所に連絡を取り、翌日すぐに小池さんをご案内しました。“現場第一主義”のその姿勢に『この方を応援したい!』と強く思いました」こう振り返るのは、東京都議会議員の上田令子 -
小池都知事に聞く「ストレスを感じないための思考術」
2017/03/03 12:00「どんなときも前向きに、『この試練を乗り越えれば成長できる』と思うことができれば、人間、強いものです。私自身、これまでの人生のいろいろな局面で“崖から飛び降りる”覚悟で挑戦してきました。特に女性は、人生90年といわれる時代、どの世代のみなさんも『人生、これからだ!』という意気込みで次のキャリアにトライしてほしい」2月のある夕刻、都内のホテルの一室に「こんばんは」とやわらかい声で颯爽と登場した東京都 -
誰がトランプを支持しているのか?大ベストセラーで読み解く(5)
2017/03/01 17:00トランプ大統領の主要な支持層と言われる、白人貧困層。「ヒルビリー」とも言われる彼らの実態について書かれた本が、アメリカで売れ続けています。その邦訳版の刊行にさきがけ、本文の一部を少しずつ紹介していきます。前の晩から祖母のところに泊まっていた私が、学校へ行く準備をしていると、取り乱した母が息を切らして部屋に入ってきた。看護師免許を更新するためには、看護協会が実施する無作為抽出の尿検査に応じなければな -
47都道府県で女子に愛される地元のメイブツ【埼玉県編】
2017/02/27 12:00奥秩父に鎮座する三峯神社は秩父神社、宝登山神社とともに秩父三社の一社。境内は杉の古木に囲まれ、霊気、神気に満ちあふれ、そのパワーをひしひしと肌で感じられるという関東最大級のパワースポット。パワスポ愛好家の間でも「ここはすごい!」と別格の存在感。この神社で月初め限定で頒布されるのが「御利益がハンパない!」という、御神木の入った「白」い「氣守」。毎日頒布されている各色の氣守に加え、特別に奉製された「白 -
誰がトランプを支持しているのか?大ベストセラーで読み解く(4)
2017/02/25 17:00トランプ大統領の主要な支持層と言われる、白人貧困層。「ヒルビリー」とも言われる彼らの実態について書かれた本が、アメリカで売れ続けています。その邦訳版の刊行にさきがけ、本文の一部を少しずつ紹介していきます。私は、成功する人間には2種類しかないと思っていた。いまもそう考えている。第1は、運がいい人間。コネのある裕福な家庭出身で、生まれた瞬間から成功が約束されているような人だ。2番目は能力のある人間で、 -
安倍晋三 訪米翌日に駆けつけたあの“大物芸人のパーティ”
2017/02/24 17:00「じつはトランプ大統領との日米首脳会談を終えた安倍首相が帰国して最初に会った民間人は、なべおさみさんだったんです」(政治部記者)帰国翌日の国会審議を終えた2月14日夜。安倍晋三首相(62)が向かったのが、東京・目黒雅叙園で開かれていた、なべおさみ(77)のパーティだった。じつはこの2人、父親である故安倍晋太郎・元外相の代から家族ぐるみの付き合いだという。なべおさみ本人が、当日の様子を明かしてくれた