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「撮影はご遠慮ください!」

 

ロケ現場の整理にあたっているスタッフたちが、声を上げる。1月下旬、千葉県内のある駅前でドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASONII』(TBS系)のロケが行われていた。

 

松本潤(34)が演じる破天荒な弁護士・深山大翔が“99.9%”逆転不可能な刑事事件に挑むというリーガル・ドラマの続編。1月28日に放映された第3話も平均視聴率16.2%と、絶好調だ。

 

この日は夕方から冷え込みが厳しくなっていたが、人気ドラマの出演者たちを見たいというファンたちが口コミで駆けつけ、一時は300人ほども集まる事態に。いっぽう松本、木村文乃(30)、マギー(45)、ラーメンズ・片桐仁(44)ら出演者たちは、肌を刺すような冷たい風が吹くなかで出番を待っているというのに笑顔を絶やさない。それどころか頻繁に笑い声まで上げている。あるテレビ局関係者は言う。

 

「『いただきマングース!』『脂肪め、しぼめ!』といったドラマの名物になっている深山大翔や、佐田篤弘(香川照之)のオヤジギャグも、松本さんを中心に待ち時間にみんなで考えているのです。最終回まで誰がいくつ本番に採用されるかも競争しています」

 

座長の松本の呼びかけで正月休みにもかかわらず、俳優たちだけで集まって台本の読み合わせも行ったという。

 

「このドラマは場面が目まぐるしく変わりますから、撮影も時間がかかり、終了は夜になることも日常茶飯事です。松本さんと香川さんはいっしょに夕食をともにすることも多く、演劇論を語り合ったり、ギャグのアイデアを出し合ったりしているそうです」(前出・テレビ局関係者)

 

ドラマ制作スタッフは、さらにこんな証言も。

 

「松本さんは深夜にバラエティ番組を見て、ネタを仕入れているそうです。最近のスポーツ紙のインタビューで『帰宅した後に、録画したテレビ番組とか見ながら(愛用の器具で)ストレッチしています』と語っていますから、ストレッチしながら見ているのでしょう」

 

本誌が目撃したこの日のロケは深夜12時まで続いていた。だが座長・松本の熱気とギャグ作りのおかげか、最後までテンションが高かった。

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