錦戸亮、堀北真希ら『県庁おもてなし課』の５人が再集結！明かされる撮影エピソード！

東宝株式会社は、有川浩の大ベストセラー小説を原作に、錦戸亮、堀北真希を主演に映画化した『県庁おもてなし課』の

Blu-ray＆DVD を11 月22 日（金）発売。

コレクターズ・エディションの特典映像として収録される「ビジュアルコメンタリー～キャストとスタッフが語る『県庁おもてなし課』ができるまで～」の収録が行われた。

「フリーター、家を買う。」や「図書館戦争」、「阪急電車」などその作品が次々と映像化される有川浩。中でも、

雑誌「ダ・ヴィンチ」の“ブック・オブ・ザ・イヤー2011”の総合ランキングと恋愛小説ランキングの1 位を獲

得するなど、数々の賞を獲得した人気作「県庁おもてなし課」(2011 年3 月発売／角川書店)。とある県庁に突如

生まれた新部署“おもてなし課”。 “お役所仕事”と“民間感覚”の狭間で揺れ動く若き職員・掛水と“おもてな

し課”の地方活性にかける苦しくも輝かしい日々が描かれている。

映画では、主人公・掛水役を錦戸亮、その掛水と一緒に仕事に取り組む明神多紀役を堀北真希が演じ、2 人のラ

ブストーリーに加え、親子愛、仕事への愛、そしてふるさとへの愛という、たくさんの愛が詰まった物語が観る人

の心をあたためた。

このほど、ブルーレイ＆DVD コレクターズ・エディションの映像特典「ビジュアルコメンタリー～キャストと

スタッフが語る『県庁おもてなし課』ができるまで～」の収録が行われた。錦戸亮、堀北真希、船越英一郎、三

宅喜重監督、そして原作者・有川浩が映画公開後久しぶりに集まり、映画本編を観ながら撮影時のエピソード

や、ここだけの裏話を語った。

本編がはじまるとまず、パンダ誘致論が⽣まれたエピソードや、実際の⾼知県庁舎内に作られたセットへのこだわりの話に花が咲く。堀北真希が演じる多紀が登場すると、「本当にかわい」「この多紀を⾒て、好きにならない⼈はいない」など、皆が絶賛。多紀より先に登場している掛⽔を演じた錦⼾亮が、「ところで、皆さん、掛⽔の印象はどうなんですか！？」とついに⾃らコメントを求めるシーンもあり、スタート早々から和やかなムードで収録が進んだ。

撮影中に誕⽣⽇を迎えた堀北真希は、現場でスタッフやキャストに祝ってもらった思い出を語り、三宅監督から「誕⽣⽇

のサプライズって本当に気付いていないものなの？」と突っ込まれると、困惑しながらも「毎年のことなので…、現場

に⼊っている時は、なんとなく予想はつきます…。」と告⽩し、笑いを誘った。

関めぐみ演じる清遠の娘から掛⽔がビンタを喰らうシーンでは、監督から「本気で叩いて、って指⽰していたけど、どうだった？」聞かれ、錦⼾は「けっこうバチン！といってました。」と話し、また何度か別の⾓度で撮り直す時も、「じゃあ、ビンタされるところから、と⾔われて、なんでそこからやるんやろって思った。」と撮影時の感想を初めて明かした。また、錦⼾は⾃⾝が出演していないシーンの撮影や、美術スタッフによる細かい演出などに興味津々で、三宅監督の話を熱⼼に聞き、「知らないことばかりですね。」と驚き通しだった。

美術スタッフによる憎い演出もそこかしこにある。その１つは、船越英⼀郎演じる清遠の⾃宅。県警から贈られた

表彰状が飾られているが、その表彰内容は、サスペンスドラマの帝王・船越に合わせた、全く映画に関係ない(？)

と思われるものばかり。「遊び⼼が満載ですよね。清遠は“OL 殺⼈事件の解決に貢献”していたり(笑)。部屋に

はマツイ棒(妻・松居⼀代考案の掃除具)まで置いてありましたよ。」と、船越⾃⾝も楽しんでいたようだ。

キャストが⼀様に苦労したのが、映画をつくる⼤切な要素の１つ”⼟佐弁“。特に、船越はその年齢独特の⽅⾔もあ

り、監督がＯＫとしたシーンでも、⽅⾔指導の先⽣からダメ出しを喰らうというエピソードも明かした。しかし猛特

訓の甲斐があり、映画公開後は⾼知の地元の⽅々からも違和感のない⾃然な⼟佐弁だと声をかけられたという。

話しはつきないといったムードで進んだビジュアルコメンタリーもいよいよエンディングとなり、監督から、改め

て感想を求められ、錦⼾は「今⽇、みんなで話しながら⾒たけれど、もう⼀回、次はひとりでゆっくり⾒たい」

と、ブルーレイ＆ＤＶＤだからこそ出来る醍醐味を語り、堀北は「（この映画は）爽やかで、前へ、前へと頑張

っている⼈たちの話だから、すごく元気になれる。」と作品を紹介した。船越が「いいね」がいっぱい詰まった映

画、と称した本作は、ブルーレイやＤＶＤで何度も⾒直すことで、沢⼭の「いいね」を発⾒出来る。そのガイドとも