映画『天使の恋』が7日、全国で公開され、モデルの佐々木希(21)と俳優の谷原章介(37)らが都内で初日舞台挨拶を行った。初主演映画がついに公開されるということで、「昨日はあんまり眠れなかった。観客のみんながどんな反応をするのか不安で……」と緊張を隠しきれない佐々木。しかし、壇上に上がって観客から大拍手を受けると、「よかったぁ」と瞳をうるませていた。『天使の恋』は、1300万アクセス、シリーズ70万部を記録したsinさんのケータイ小説が原作のラブストーリー。過去のトラウマから人を信用できず、お金にしか興味を持てない17歳の女子高生・理央(佐々木)と、35歳の無愛想な大学講師・光輝(谷原)との切ない恋が描かれる。谷原は、劇中で佐々木が背中を大胆に見せるシーンに触れ、「あのキレイな背中、見ました? あの現場に立ち会えなかったのが心残りです」とオヤジ発言!?で観客を笑わせた。寒竹ゆり監督(27)は初主演の“女優”、佐々木について「最初は『佐々木希です』って言うのもかんでいたくらいで、『この子はどうしたもんか』と思ったけれど、目覚ましく成長してどんどん女優さんになっていってくれた」と称賛していた。(撮影:河崎文雄)