8日、東京・明治座でTBS系日曜劇場『新参者』の制作発表会見が行われ、主演の阿部寛(45)、ヒロインの黒木メイサ(21)、向井理(28)、溝端淳平(20)、泉谷しげる(61)、笹野高史(61)、原田美枝子(51)、三浦友和(58)が出席した。会見前に、物語の舞台となる人形町通りを約150メートルにわたって封鎖して設けられたレッドカーペットの上を練り歩き、番組をPRした。会見では、ロケに協力している地元の住民ら200人を前に出演者が意気込みなどを披露。同作は、人気作家・東野圭吾(52)の同名小説をドラマ化した刑事ミステリー。人形町の日本橋署に赴任してきた“新参者”刑事が、女性殺害事件の犯人を人形町の住民から探していく。今回は刑事ドラマで、これまであえて刑事役を避けてきたという阿部は「(主人公は)すごくカッコイイ役。少し遊びの要素も入れながら、今までにない刑事ものにしたい」ときっぱり。黒木は「人の温かさを感じる町。そういうところもドラマを通じて伝えていきたい」と話した。(撮影:江口明裕)