13日、東京・銀座の丸の内TOEIで映画『わさお』の初日舞台挨拶が行われ、初主演した秋田犬のわさおと出演者の薬師丸ひろ子(46)、大沢樹生(41)、伊澤柾樹(9)、吉永淳(17)、鈴木砂羽(38)と錦織良成監督(48)が登壇した。同作は、心を閉ざした捨て犬が日本一愛されるブサかわ犬になるまでの絆と冒険の物語。薬師丸は「わさお君は、お母さん(飼い主の菊谷節子)の『わさお、お座り』とかの指示を聞いて、期待に応えようと芝居を頑張ってくれた。とても学習能力も高くて、『ワン』と吠えたことがなかった。とってもいい子です」と大絶賛。そして、「『動物も人間もそれぞれ幸せに暮らしていけたらいいよねえ』という、わさおなりのメッセージが伝われば」とアピールした。わさおは、日本ユネスコ協会連盟の関係者から『世界遺産活動 特別大使“犬”(ワンバサダー)』の任命状を読み聞かされている間も大あくびをするなど、ブサかわぶり発揮していた。(撮影:鈴木鍵一)

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