18日、都内で、映画『東京公園』の初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、主演の三浦春馬(21)小西真奈美(32)、榮倉奈々(23)、井川遥(34)青山真治監督(46)が出席した。同作は、カメラマン志望の光司が、ある女性の尾行を頼まれたことをきっかけに、親友の元彼女や義理の姉と真摯に向き合っていくという内容となっている。初めて完成作を見た時のことを三浦は「お姉さんとのキスシーンがこんなに長くて大丈夫かな?って思いました。自分のキスシーンを大画面で見ると冷や汗をかくんです。」と戸惑ったようだが、「でも、2回目に見たら良い間だなと。青山さんのマジックですね」と監督を絶賛した。作品への思いに関して小西は「私は震災の1週間後に、(同作の)試写を観た直後、『お母さん、大好き』と電話してしまいました。家族や支えてくれる友達、スタッフ、自分の身の回りのことに目を向ける時間を与えてくれる作品だと思いました」と語り、榮倉も「人と向き合うことって、自分と向き合うことなのかな。向き合うって難しいですね」とそれぞれ思いを語った。(撮影:鈴木鍵一)