2日、東京・一ツ橋ホールで映画『うさぎドロップ』の完成披露試写会が行われた。試写会には俳優の松山ケンイチ(26)、子役の芦田愛菜(7)、SABU監督(47)が登場した。同作は、死んだ祖父の6歳の隠し子のりんと、彼女を引き取ることになった独身男のダイキチが共同生活を通じて共に成長していく姿を描いたものとなっている。作品について松山は「りんは、最初笑顔がないんです。死に傷ついてて、悲しんでる。それでも笑顔を取り戻していって、同時にダイキチも成長していく。人はたくさんの人の愛で生きてるんですよね。ポジティブなあったかい映画です」とPRした。芦田は撮影を振り返り「松山さんは絵本を読んでくれたり、足を持って逆さにしてブラブラして、ベッドにボーンってしてもらいました」と笑顔で語った。SABU監督も「すごく楽しそうでした。ふたりとも本当に素晴らしいので、セリフを言ってるって感じではなく、すごくリアルでした」と絶賛した。またこの日の芦田の浴衣姿であった。松山は「美人ですよ。そこらへんの女優さんなんかよりセクシーで奥ゆかしくて」と大絶賛していた。(撮影:高田太郎)