10月1日、映画『天国からのエール』の初日舞台挨拶が行われ,主演の阿部寛(47)、ミムラ(27)らが登場した。
本作は、沖縄に音楽スタジオを作り若者の夢を支え、2009年になくなった仲宗根陽さんの生きざまを描いた実話に基づいた物語。阿部は映画を観終えたばかりの観客に「本当に、本当にありがとうございます」と感謝の思いを込めた挨拶をした。
阿部は「『あじさい音楽村』では、今も多くの子たちが夢に向かって頑張っている。ちょっと大人が背中を押してあげることで、彼らが一歩進めることもある。このような輪が、全国に広がってくれることを願っています」と語った。
仲宗根さんを演じたことについては「東京から来た俳優が、(亡くなって)1年も経たないうちに仲宗根さんを演じるということにプレッシャーもありましたが、みなさんに支えられてやらせていただきました」と力強く語った。
仲宗根さんの妻・美智子さんを演じたミムラは「今回、本当にこの作品を色んな人に観ていただくのを楽しみにしてました」と喜んだ。(撮影:柴田悟)