4月2日、都内で、『三井住友信託銀行』の入社式が行われ、俳優の佐藤浩市(51)が入社式の後のCM発表会にサプライズ登場した。

1日から放送されている新CMは、三井住友トラスト・ホールディングス傘下の信託銀行3行が合併し、新たに生まれ変わったことをPRするもの。佐藤は、資産管理のプロというCMキャラクター『三井住友信託さん』として、茶色のスーツにメガネ姿で現れると、新入社員312人から大歓声を浴びた。

佐藤は「人生はできるだけ回り道して。普段出会わない人や景色に出会ったことが僕の財産」と新入社員にアドバイスを送った。また、新入社員から「働く上で胸に刻んでいる言葉は?」と質問されると、「父の三國から『生かされていればこそ』と一筆もらった。当時は自分自身で生きているんだと思い上がっている部分があった。その言葉を胸に刻みながら仕事をしています」と語った。達成したい夢については、映画100作出演を挙げた。

また、かつて父子の確執が取沙汰された時期もあったことについて「彼が僕を見ていて、何か感じたんじゃないでしょうか?僕も自分に懐疑的になっていた頃だったから、身に染みたんだと思います」と振り返った。(撮影:江口明裕)

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