AKB48の27枚目のシングルを歌うメンバーを選ぶ、『第4回選抜総選挙』が6月6日、日本武道館で開催され、昨年2位の大島優子(23)が、1位に返り咲いた。メンバー237人が立候補。投票数も過去最多の138万4千122票にのぼり世間の注目を集めた。そして今回、努力の末、圏外から36位に躍進し注目されたのが仲谷明香(20)だ。
今年の4月に自叙伝『非選抜アイドル』を上梓した仲谷。この本は現在5万部のベストセラーとなっている。そんな彼女が総選挙の舞台裏を本誌に話してくれた。
「当日、朝10時には武道館入りしました。午前中は、高みな(高橋みなみ・21)とみーちゃん(峯岸みなみ・19)が、スタッフさんの誕生祝い用のアルバムを買ってきて、写真を撮ったりコメントを書いたりしていました。お昼ごはんも夜ごはんもみんなで給食みたいにして、楽しく食べました」
日本中が注目する“ガチバトル”の舞台裏は、意外にもフツウな光景があった。しかし、キャプテンの高橋みなみだけは、いつもと様子が違ったようだ。
「秋元先生(AKBプロデューサー・秋元康)はよく、総選挙は、『お祭り気分で楽しんで』と言ってます。それを受けて、『みんな楽しもう!』と。でも、キャプテンの高みなは、『気持ち悪いー』と、吐き気をもよおすほど、いつも緊張するんですよ」
秋元に『AKB48とは高橋みなみのことである』と言わしめる高橋は今回、順位をひとつ上げて6位となった。責任感の強い彼女だからこそのエピソードかもしれない。