2日、肝臓がんのため5月31日に他界した歌手尾崎紀世彦さん(享年69)をしのぶ会が、都内のホテルで開かれた。
しのぶ会には錦野旦(63)つのだ☆ひろ(63)、尾藤イサオ(68)ら計600人が出席した。尾崎さんが大好きだった神輿が会場を練り歩き、みんなで尾崎さんの代表曲『また逢う日まで』を合唱するなど、明るいムードで行われた。
2011年6月から尾崎さんと一緒に暮らし、看病をしていたという紀世彦二世(36)は「きょうのを見て、いなくなったと思えないくらい、いたような雰囲気があった」と声をつまらせ、長女・良奈さん(38)も「絶対に会場にいたと思います」と大粒の涙を流した。
死の直前には『失踪説』も取り沙汰されていた尾崎さんだが、今年2月には病魔に侵される体をおして、良奈さんが生んだ双子の子供に会うためハワイを訪れていたという。良奈さんは「『どうしても会いたい』とハワイに来ました。2人をいっぺんに抱っこして、すごく喜んでたんです。孫たちを見守ってください」と涙ながらに話した。(撮影:鈴木鍵一)