5月初旬、東京都内の閑静な住宅街を軽快に走ってきた黒のスポーツカー。車は駐車場に止まり、中から降りてきたのは一組の男女だった。
男性はサングラスにジーンズ、革ジャケット、女性もサングラスにジーンズ、そしてスプリングコートという服装。俳優・萩原健一(62)とその妻でモデルの冨田リカ(51)だ。
待っていた作業員たちに案内され、2人が入っていったのは、まだ覆いがかけられている建築中の住宅。実はこの住宅は2人の新居だった――。

ショーケンは87年から横浜市内で生活している。
「母家は純和風の木造2階建てで、サウナや茶室に、離れもある邸宅です。材木はすべて京都から取り寄せ、建築を担当したのも京都の職人たちで、総工費は約2億円と報じられました」(芸能関係者)

62歳にして、住み慣れた横浜の家から東京都内への転居を決意した彼だが、その決意には冨田との新婚生活も影響しているようだ。
「恋多き人生を歩んできたショーケンにとっては、4度目の結婚です。しかし彼自身が『リカとの出会いには運命を感じる』と、周囲にもよくもらしているように、リカさんは特別の存在のようです。
リカさんとの結婚生活が、彼に活力を与えているのでしょうね。今後仕事を増やすにあたって夫婦で相談した結果、“都内のほうが仕事にも便利なので、引っ越そう”という結論に達したようです」(萩原の知人)

建築現場から出てきた萩原を直撃取材すると、彼は次のように語った。
「(転居は)2人で生活しているうちに、自然にそういう気持ちになって、私が決めたんだ。2人とも(新居には)いろいろこだわりがあるからね。工事も少し遅れているから、夏頃かな。まぁ、私たちの終の棲家にしようとは思っているよ」

萩原夫妻が新生活を始める家は70坪のほどの土地に3階建て、不動産業者によれば3億円ほどにもなる物件だという。

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