「最近は新作ドラマや映画の元気がないため芸能人のギャラも伸び悩んでいます。主演クラス、例えば北川景子さん(26)や新垣結衣さん(24)など、これまでほとんど値段を落とさなかった人たちが価格ダウン。破竹の勢いで露出を増やしていた剛力彩芽さん(20)も月9で過去最低の視聴率を出したことが影響してかブレーキがかかりました。同じく前作の大河ドラマ『平清盛』で過去最低視聴率を出した松山ケンイチさん(28)も価格を落としています。情報番組『ZIP!』の料理コーナー『MOCO’Sキッチン』で大人気となった早水もこみちさん(28)も頭打ちに。料理だけではなく作品での評価もほしいです」

そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。今回もおなじみ、大手広告代理店が作成したCMギャラリストを独占入手。リストには2012年下半期から2013年上半期にかけて、そして2013年上半期から下半期にかけてのCM契約基準価格が並んでいる。そこから本誌が話題有名人60人を選抜し、どこよりも早くランキング形式で掲載!価格は実際に有名人本人のもとに渡る額ではなく、あくまで広告代理店がCMを出稿する企業と交渉する際に基準として用いるもの。しかし、そこには今の芸能界の世相が如実に現れていた。

この広告代理店関係者が語るように、これまで値を落とさなかった芸能人の価格ダウンが目立つ。北川景子は3000~3500万円が2500~3000万円に。新垣結衣は2500~3000万円が2500万円に。剛力彩芽は1800~2200万円が1500~2000万円に。松山ケンイチは2000~3000万円(交渉可)が2000万円~(交渉可)に。速水もこみちは2000~2500万円(交渉可)が2000万円~(交渉可)となっている。

そんななかでも元気なのが、雑誌などで活躍するモデルやママタレだ。梨花(40)は3000~4000万円、紗栄子(26)は3000万円(交渉可)、ローラ(23)は2500~3000万円(交渉可)と、いずれも上がりこそしないが高い水準を維持している。そこには企業側の切実な理由もあるようだ。

「きゃりーぱみゅぱみゅさん(20)は、ほんの1年前には年間契約に二の足を踏む企業も多く1クール300~1000万円と言われていました。それが今では最高で11倍以上の3千500万円に激増しています。梨花さん、紗栄子さんやローラさんも勢いがある。共通しているのは、彼女たちのCM出演が商品の売り上げに直結するということ。つまり、ファッション誌などでファンになった女性たちが『オシャレなあの人が持っているから』という理由で買ってくれるんです。最近、どこの企業も『実売に結びつくのは誰なの?』としきりに聞くようになり、かなりシビアになってきています。だから購買につながりやすいモデルやママタレを起用したほうが安心できるのです」

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