「お父さんの話だと、彼女は『滑って踊れる女優さんになりたい』と言ってるようです」(本田家の知人)

 こう将来への夢を語っているのは、子役の本田望結(9)。ドラマ『家政婦のミタ』での好演が評判になってから1年半、今では10本近いCMに出演している人気者だ。彼女はこの7月に、子役専門の事務所から大手芸能プロに移籍したという。本格的に“女優”として歩き出すのでは、という声が聞かれるいっぽう、彼女はフィギュア選手という顔も持っている。

「望結ちゃんが6月に出演したアイスショーでは、その演技が評判になりました。同じショーに出演していた荒川静香からは『将来は国際舞台で活躍できる』と絶賛されていました」(フィギュア関係者)

 その多才ぶりの秘密はどこにあるのか?前出・本田家の知人は言う。

「本田家ではきょうだい5人が全員、午前5時に起床。その後、皆でアイスクリームを食べるそうです。起きた直後にアイスを食べると、眠っていた脳が活性化するから、とご両親は子供たちに教えているそうです。朝食後に、その日の予習をするのも日課です」

 もうひとつ、本田家では子供全員を、地元のある塾に通わせているそうだ。早期教育を行うというその塾の関係者に、話を聞いた。

「望結ちゃんは1歳からこの塾に通っていました。ここでは『右脳を鍛える』ことで“天才”を生み出すことを目標にしています。右脳を刺激するのは、早ければ早いほど効果は高くなります。ここでの鍛錬は、子役という面から言えば、抜群のセリフ覚えのよさですね。スケートについては、あの豊かな表現力に生かされているのだと思います」

 自分と絡む共演者のセリフまで覚えてしまい、天才的な役作りをする望結ちゃん。女優とフィギュア選手という「二刀流」への挑戦がどこまで伸びるのか楽しみだ。

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