7月17日に仕事復帰を果たした柳原可奈子(27)。レギュラー11本という超売れっ子の彼女が、激しい頭痛を訴えて都内の病院に入院したのは7月6日のこと。入院は1週間におよんだが、復帰の前日となる7月16日、彼女は自宅近くのマッサージ店を訪れていた。

まだ退院して2日。首と肩の痛みを覚えて、マッサージに訪れたとしたら心配だが…。店を出てきた彼女を直撃した。
「(頭痛は)本当にひどかったんですよ~。あんな頭痛は生まれて初めてで」

入院した7月6日に激痛に襲われ、そのまま入院になったと打ち明けてくれた。
――原因は疲労ですか?
「そうですね。入院も今回が初めて。結局、検査をしても病名は付かなくて」

マッサージ効果もあったようで、この日は「すみません、ご心配おかけして~」と、元気よく帰って行った。

「9日間の入院というのは、相当痛みが酷かったはずです」
そう話すのは、日本頭痛学会理事で、日本医科大武蔵小杉病院の喜田村孝幸脳神経外科部長。
「首にコリや疲れが溜まりすぎると、頭の表面、後ろ、側頭部などに走る後頭神経を圧迫します。これはかなり痛いです。単なる偏頭痛と異なり鎮痛剤では治療できません。
診断には、痛みが突然だったかどうかが、まず重要ですが、検査の結果、脳動脈瘤や、くも膜下出血でなかったとすれば、彼女の場合、この後頭神経痛の可能性もありますね」

退院してすぐに、コリほぐしのためマッサージ店に通っていた彼女。笑顔の陰に、再発への恐怖があったのか――。

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