中山秀征(46)初の対談連載『語り合いたい人』がスタート。中山さんは第1回に、20年以上“師匠”と呼び、敬愛し続けている大先輩・志村けんさん(63)をご指名。志村さん行きつけの麻布十番にある鉄板焼屋で、師匠と弟分がゆっくりじっくり、語り合った。

中山「これまでの人生、結婚を意識した人もいたと思うんですが、結婚に至らなかった理由は……?」

志村「業界同士で付き合ったときは、外的な理由が多かった。俺はちゃんと相手の親に会いに行ったりもするけど『じゃあ、いざ』ってなると、なんかね。別れたコとも、今も普通に話すよ。写真撮られたときには、結婚を考えたこともあった。でも『周りがうるさいから、ちょっと離れてるか』ってなって、そのコももうちょっと芸能界やりたいって言ってさ。どうしてもタイミングが合わなかった」

中山「そのとき『じゃあ待つよ』とかは?相手に合わせるとか」

志村「いや、こっちは待ってるつもりなんだけど、そんなに長く待てないだろ。向こうは若いからいいけど、俺は年も年だし、そんなに待てないからなぁ」

中山「師匠は『恋愛は常にしなきゃ』って言いますが、なかなか結婚に結び付かないですね。今度こそ、といつも期待するんですけど……」

志村「ほんとだよな。最近は仕事がバラバラで、俺は一人で飯食うのが嫌いだから、誰か誘ってしまう。おねーちゃんと飯食ってたら、竜ちゃん(上島竜兵)から電話来て、『来るか?』って言っちゃってさ。俺は男だから『いいじゃねーか、別に』って思うわけよ。でも竜ちゃんが来たら、おねーちゃんが『なにこれ?』って怒って帰っちゃうのはしょっちゅう。竜ちゃんが原因で、2人くらい別れたよ(笑)」

中山「僕や竜ちゃん、かわいがってくれているメンバーといる時間が長くて、彼女といる時間が少ないんじゃないですか?」

志村「たぶん、彼女は2人っきりのほうがいいっていうんだろ?俺はそういうところがバカなんだよなー」

中山「師匠はずっと少年なんですよね。でも、少年でいつづけることって、すごいしんどいとも思います。結婚したら、少年じゃなくなるんですか?」

志村「俺、実は甘えん坊だから、少年でいつづけるよ(笑)」

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