「じつは、秋野さんにはもう5年以上の付き合いになる恋人がいるんです。籍は入れていませんが、親しい人たちは、みんな彼を事実上の旦那さんと思ってます。不倫ではなく、相手にもお子さんがいます。お互いに離婚経験のある大人同士の恋愛ですね」(知人)
17年間連れ添ったTBSの幹部社員と’01年に別れ、今年成人式を迎えた一人娘を育ててきた秋野暢子(57)。彼女が“事実婚”生活を続けてきた恋人男性とはーー。一家と交際のある冒頭の知人が続ける。
「5歳年下のAさんは、大阪でエステや不動産業などを手広く営むやり手の実業家。ちょっと怖そうな見た目からは想像ができない、ソフトで思いやりのある男性で、誰からも愛される心の広い方だと聞いています」
秋野のブログを見ると、今年の正月は5泊7日でハワイ旅行を楽しんだと写真が並んでいる。
「ブログには書かれていませんが、この年始旅行には、Aさんも一緒でした。そして、秋野の長女・夏子さん(20)も同行しての“家族旅行”だったんです。ハワイでは、ワイキキにある芸能人御用達のホテルに滞在したそうです。秋野さんもAさんも、結婚せずに、このまま大人の関係でいたいそう。それがお互いに“いい関係”なんでしょうね」(前出・知人)
世間に秘め続けた“2番目の夫”を、秋野本人はどのように語るのか。1月下旬の朝7時過ぎ。ほどなく、両手に大きな不燃ゴミの袋を提げ、大きなマスクをつけた秋野が自宅から出てきた。早速声をかけた。
――おはようございます。じつは、秋野さんの熱愛記事を書かせていただこうと思って、伺いました。
だが次の瞬間、秋野の口から飛び出した言葉に、本誌記者は仰天した。
「それは残念。別れちゃったんですよ」
そう話した彼女の表情は淋しげで、苦笑すら浮かべていた。口調は明るいが、やはりショックを受けているようだ。
――えっ、別れた!?
「アハハ、残念でした。でも本当なんですよ。あの大阪の人でしょう?」
――そうです。そのお話を伺いに来たんですが……。
「お互いにいい歳ですからね。だから結婚するつもりはなかったですけれど。たしかに、私にとってはいい彼でした。それは間違いないんですけれど、ハワイから帰って来てから、しっかり2人で話し合って、そうすることに決めたんです」
こわばった表情に、彼女の固い決心が浮かんでいた。自宅に戻るその背中は、少し寂しげに見えたーー。