「初の朝ドラヒロインに抜擢され気合十分の吉高さんですが、妹役の黒木華さんにライバル心を燃やしているようです」(テレビ局関係者)
3月31日からスタートする、新NHK朝ドラ『花子とアン』。撮影は昨年10月からすでに始まっているというが、ヒロインの安藤はなを演じる吉高由里子(25)と妹・かよ役の黒木華(23)との間で密かに“姉妹バトル”が勃発しているという。
「撮影当初の山梨ロケでは休憩中にお菓子を食べながら談笑したりするなど、2人は和気あいあいでした。黒木さんもそんな吉高さんを役柄と同じく“姉”のように慕っていましたが……」(制作関係者)
ところが、2月に黒木が映画『小さいおうち』でベルリン国際映画祭の最優秀女優賞(銀熊賞)を獲得すると、雲行きが一変する。
「黒木さんが銀熊賞を受賞すると、上層部が急に彼女の出演シーンを大幅に増やすと決めたそうです。現場でも出演者やスタッフがこぞって黒木さんに『おめでとう!』と賛辞を送り拍手喝采。場の空気はどんどん彼女中心になっていきました」(前出・制作関係者)
そんな現場の変化を感じているのだろうか。最近の吉高さんはピリピリしていると別の制作スタッフが続ける。
「吉高さんが不機嫌になるのは、黒木さんがほめられたときです。そんなときに限って吉高さんがNGを出し、うまく言えない自分にイライラしているみたいです。それに朝ドラではヒロインができるだけ現場にいて場を盛り上げるのが通常ですが、彼女は自分の出番が終わるとすぐに楽屋に直行してしまうんです……」
吉高の所属事務所に黒木との不仲説を確認すると、「そうした事実はありません」と否定した。また吉高をよく知る芸能関係者は、彼女の胸中をこう語る。
「黒木さんとの仲は今でもいいですよ。周囲がそう感じるのは、彼女に『慣れない現場をまとめなければならない』というプレッシャーがあるからだと思います。撮影は週5日で朝から深夜まで続くため、疲れも溜まります。余裕が出れば、また変わると思いますよ」
『あまちゃん』『ごちそうさん』とヒットが続いた朝ドラ。ピリピリするのも無理はない!?