9月2日、映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』で知られる宮崎吾朗監督(47)が初めて手がけるテレビアニメシリーズ『山賊の娘ローニャ』完成試写会が東京・渋谷のNHKにて行われた。
会見後のインタビューでは、鈴木プロデューサーが宮崎駿監督の“後継者”として『エヴァンゲリオン』シリーズで知られる庵野秀明氏を推している件に話が及んだ。「(私は)自分は宮崎駿のような作家とは思っていない。“後継者”になりようがないと思っています」と見解を述べた。
また、「父(宮崎駿)のように自らのスタジオを持ち、原作・原案から手がけてアニメを作る真似はできない。そういう作家性を持った人といえば庵野さんだと僕も思う。僕は、与えられた場があって、その時に初めて仕事ができる」と語った。
『山賊の娘ローニャ』は、NHK・BSプレミアムにて10月11日よりスタート。
(撮影/桑原 靖)