10月11日、日韓合作映画『ザ・テノール 真実の物語』(キム・サンマン監督)の初日舞台あいさつが都内にて行われ、主演の伊勢谷友介(38)、北乃きい(23)らが出席した。

 本作は、実話を基にガンで声を失ったテノール歌手ベー・チェチョルと、復活を遂げるまで彼を支え続けた日本人音楽プロデューサーの姿を描いたもの。

 伊勢谷は「(国際情勢が)難しい時期に、日本と韓国をつなぐ作品に出られた人間としてもうれしかったし、役者冥利(みょうり)にも尽きる思い」と感激。あいさつにはベーも登場し、『アメイジング・グレイス』を生披露すると、キム監督と北乃が涙する場面も。感動的な歌声に、会場からは大きな拍手が送られた。

(撮影/川崎文雄)

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