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「平成元年から22年間、浜崎伝助として生きてきて、2015年からは鈴木一之助として生きております。現場もたいへん楽しく、幸せです!」

 

10月22日、ドラマ『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』(テレビ東京系・毎週金曜夜8時〜)の制作発表会見が行われた。映画『釣りバカ日誌』で、主人公の浜崎伝助を長年演じてきた西田敏行(67)は、会見の現場でそう語った。

 

今回、伝助を演じるのは濱田岳(27)。ドラマは『釣りバカ日誌』『釣りバカ日誌番外編 新入社員 浜崎伝助』のコミックス2作品が原作。万年平社員の釣りバカ・浜崎伝助の新入社員時代が描かれ、時代は’15年が舞台となっている。長く映画版に携わり、今回のドラマにも参加する朝原雄三監督(51)が、ドラマについて語る。

 

「濱田さんはラグビーの経験もあるので、体が軽やか。船から陸へ上がるときも、ポーンと飛んでもらっています。そこは西田さんの浜崎伝助にはなかったところですね(笑)」

 

朝原監督は当初、ドラマ版の監督を引き受けるつもりはなかったという。

 

「でも『西田さんがスーさんをやるなら、僕も覚悟しなきゃ』と。西田さんを見ると、『よく5年前までハマちゃんをやっていたな』と驚くほど。俳優としてのすごさを感じます。きっとスーさんも、西田さんの当たり役になるはず」

 

また今回、ハマちゃんは新入社員で独身。みち子さんは、行きつけの定食屋さんの看板娘として登場する。

 

「じつは映画では、ハマちゃんがみち子さん以外を好きにならないので、主人公の恋の話が描けませんでした。ドラマでは、ハマちゃんとみち子さんの恋物語も見どころです」

 

そしてこれも見逃せないのが、ハマちゃんの上司・佐々木課長を演じる吹越満(50)。

 

「(映画で演じた)谷啓さんとはタイプが違いますが、意気込みも芝居の力量もある人。今、監督たちの中で『吹越に気をつけろ!何をするかわからないぞ』が、合言葉になっているほど、アドリブが多いんです(笑)」

 

実力派の群れが泳ぎ回るこのドラマ、ビッグヒットが期待できそう!

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