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1月10日から始まった大河ドラマ『真田丸』。人気の戦国武将・真田信繁(幸村)を堺雅人(42)が演じるだけに、注目を集めた。そこで本誌が、撮影秘話を徹底リサーチ!

 

(1)堺雅人が信州牛100人分を“太っ腹”差し入れ!

 

大河でいつも話題になるのが差し入れだが、堺はこんな仰天の大盤振る舞いをしていた。

 

「長野ロケでは堺さんがスタッフや共演者のために高級な信州牛を100人分も差し入れてくれたんです。当然、現場は大盛り上がり。そのほかにも長野県の名物・おやきなどを大量に現場に持ってきてくれたこともありました。出演者のみなさんがいろいろ差し入れてくれるので、スタッフも『今作は休憩時間が楽しみ』と漏らしています」(NHK関係者)

 

(2)関連書物で予習は万全、堺が“総合演出”に!?

 

また堺といえばストイックな役作りが有名。今作では周囲も驚くほどの研究ぶりを……。

 

「堺さんはクランクインまでに信繁ゆかりの地を訪れ、関連書物もかなりの冊数を読みあさっていました。そのため現場では誰よりも戦国時代に詳しくなっていて、今では三谷さんまでもが相談しに行くほど。幸村の刀を長刀ではなく短い忍者刀にするなど、堺さんはスタッフとアイディアを出し合って“総合演出”的な役割も担っています」(制作スタッフ)

 

(3)兄役の大泉洋と「あうんの呼吸」で現場を分担

 

兄役の大泉洋(42)との掛け合いも見どころだが、現場でも「あうんの呼吸」を披露!

 

「堺さんは大きな声を出したりせず、ディレクターと演技の打ち合わせをしたり、じっとモニターをみるなど“静”の役者さん。座長として周囲を盛り立てるタイプではありません。その点、大泉さんはよく動きますし、話し声や笑い声も豪快な“動”の役者。周囲を笑わせるなど、しっかり役割分担をしています」(前出・制作スタッフ)

 

(4)大泉から“弟”堺に伝えた新米パパ指南!

 

今作はロケも多く、堺は妻の菅野美穂(38)や5カ月の愛息と離れた生活を続けてきた。

 

「昨年9月に長野県信州でクランクインしましたが、当時は菅野さんに子供が生まれてまだ1カ月ほどしか経っていませんでした。そんな彼に、毎日奥さんから写真が送られてきていましたね。ちなみに4歳の娘がいる大泉さんは『過保護はダメ!』と育児の先輩としての心得をアドバイスしていました」(前出・NHK関係者)

 

(5)三谷幸喜と堺がゲーム!断念したムキムキ構想!

 

そして脚本を務める三谷幸喜(54)は、堺とこんな別の構想も考えていたという。

 

「若い世代にとって幸村は格闘ゲームでの筋肉ムキムキな印象が強かったため『イメージと違う』などの声が多かったようです。そこで三谷さんはクランクイン前に堺さんを呼んで、いっしょにゲームを実践。でもお互いがイメージしている幸村とあまりに違い過ぎて『これはムリですね……』と“お蔵入り”になったと聞いています」(前出・制作関係者)

 

大河の不振を挽回できるか。堺の手腕が問われている――。

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