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「NHK出演者へのオファーが殺到しています。民放ドラマが不調のなか、NHKドラマは終始安定した高視聴率を記録している。それにNHKは重役クラスが見ているため、社長直々のご指名というケースもよくありますから」

 

そう語るのは大手広告代理店関係者。今回、本誌はこの関係者から大手広告代理店が作成したCMギャラリストを独占入手。価格は実際に有名人サイドに渡る金額ではなく、広告代理店がクライアント(広告主)と交渉する際に“基準”として用いるためのもの。金額は上下することもあるが、リストには有名人の人気の浮き沈みが如実に表れていた。

 

まず今回、目を引いたのがNHKドラマ出演者たちの高騰ぶり。放送中の大河ドラマ『真田丸』主演の堺雅人(42)は昨年で5400万円だったが今期は6400万円!朝ドラ『とと姉ちゃん』ヒロインの高畑充希(24)も1800万から2800万円になるなど、共に1000万円の大幅増だ。前出の広告代理店関係者が続ける。

 

「堺さんは『半沢直樹』の実績もあり、もはや不動の地位を築いています。特に大手クライアントからの人気が高く、妻・菅野美穂さん(38)との夫婦共演となれば1億円以上になるともいわれています。高畑さんも『とと姉ちゃん』が今世紀2位という高視聴率でスタートし、その後もまったく数字が落ちません。今後は契約料を上乗せしても使いたいというクライアントが出てくるかもしれません」

 

『あまちゃん』で大ブレイクした有村架純(21)は昨年比500万円アップの3200万円。『あさが来た』で主演した波瑠(25)も放送後に2万円から2800万円にアップしている。男性陣も好調だ。波瑠の夫役を務めた玉木宏(36)が500万円増の2800万円。『とと姉ちゃん』出演中の唐沢寿明(53)は5600万円。そしてなにかと話題のディーン・フジオカ(35)は『あさが来た』出演以降、“価格なし”から2000万円に!

 

「ディーンさんは稀にみるアップ率です。しかし主婦層を中心に“五代ロス”といわれる社会現象を起こした影響力の強さを考えると、むしろ安いくらい。すでに長期契約で囲い込みを狙うクライアントも出てきています」

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