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「キャーッ!この百恵さんの作品、子供部屋のベッドカバーなのね。すごく可愛い!もしかして、お孫さんができたのかしら」

 

会場のなかでも一番の人だかりに囲まれたコーナーで、こんな声が聞えてきた。1月19日から東京ドームで始まった、『東京国際キルトフェスティバル』。毎年、出展している三浦百恵さん(58)が今回は渾身の3作品を披露した。

 

彼女が通うキルト教室のテーマは『オズの魔法使い』。百恵さんは『エメラルドの径』と題したタペストリーに、こんな言葉を添えている。

 

《「オズの魔法使い」というテーマに、改めて古い映画を観たり、児童向けの本や美しい洋書を見つけて物語に浸る時間は、とても楽しく豊かな時間でした。オズの国に飛ばされ、夢うつつのドロシーの瞳に、うっすらと見えて来たエメラルド城へ続く道をイメージしながらの制作もまた豊かな時間でした》

 

想像力豊かにメルヘンの世界をそのままキルトに縫い込めた、百恵さん。夫の三浦友和(64)は、主演ドラマ『就活家族~きっと、うまくいく』(テレビ朝日系)が、初回視聴率11%と好調な滑り出しだ。

 

「友和さんは、数々のトラブルを乗り越えながら一家を束ねる“逞しい父親”を熱演。家族のために闘う姿に『勇気をもらえる!』と、その熱演ぶりが話題になっています。あまりに“ハマり役”なので、『友和さんって実際もあんなにアツいお父さんなの?』と聞かれるんだとか。百恵さんは『うちのダンナ様はあれほど熱血漢じゃないけど、似たところもあるのかしら』と笑っていましたね」(夫妻の長年の知人)

 

結婚37年目を迎えた三浦夫妻は、今でも芸能界きってのおしどり夫婦として知られている。

 

キルト展の始まる前々日である1月17日に百恵さんは58歳の誕生日を迎え、“お祖母ちゃん”になってもおかしくない年齢に――。

 

その願望のあらわれなのか、出展した3作品のうち2つは、“子供部屋用”のベッドカバーとラグマット。特にベッドカバーは子供が喜びそうな、カラフルな布をパッチワークした可愛らしい仕上がりになっている。

 

「百恵さんの最近の口癖は『いったいいつになったら、あの子たちは可愛い孫を見せてくれるのかしら』。2人の息子さんも百恵さんが結婚した年齢よりずっと上になっていますし、『そろそろお嫁さんをもらって、孫を抱かせてほしい』と思っているのでしょう」(前出・知人)

 

たしかに、長男の祐太朗(32)も次男の貴大(31)もいまだ独身。百恵さんの気持ちは痛いほど分かる。

 

「昔からの友人やママ友たちに最近、次々と初孫ができて、お祝いの品を贈るたびに、百恵さんは『私の孫には、手作りのキルトをプレゼントしたい』と待ち焦がれているようです」(前出・知人)

 

「はやく孫の顔が見たい!」そんな思いをキルトに託して、百恵さんは2人の息子に“伝言”を送りたかったのだろうか――。

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