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《安室奈美恵さんという言葉をきくだけで身体が熱くなり全身から勇気が溢れてくるのです。(中略)安室ちゃんは何があろうとこの先もずっとわたしにとってのHeroなのです》

 

来年9月16日に引退することを表明した安室奈美恵(40)。引退に際して、お笑い芸人のイモトアヤコ(31)はSNSで安室への思いをこう明かした。ほかにも、夏木マリ(65)や木下優樹菜(29)、ダレノガレ明美(27)、福原愛(29)など多くの有名人が引退を惜しむコメントを発表している。

 

11月8日、ベストアルバム『Finally』をリリースする安室。25年の歌手生活で、多くの人に感動を与えてきた。彼女に勇気づけられ、人生が前向きに変わった有名人たちが語る。

 

モデルの益若つばさ(32)は、小学校時代に安室奈美恵の“洗礼”を受けたひとりだ。

 

「小5のときに『Body Feels EXIT』『Chase the Chance』を聴いてファンになりました」(益若)

 

ファッションにも憧れた“アムラー”だった。

 

「当時の安室さんが着ていたバーバリーのチェックのスカートは高くて買えませんでした。だから“バーバリー風”のスカートと厚底靴を浅草に探しに行きました。何度足をくじいても、厚底靴はやめられませんでしたね(笑)」(益岡)

 

中学時代は18時までの安い時間帯を狙って、カラオケボックスで歌いまくった。

 

「一緒に行った友達8人全員が『RESPECT the POWER OF LOVE』を好きすぎて、1曲をみんなで歌うんじゃなくて、8回も入れて、それぞれフルコーラスで歌ったりしていました」(益若)

 

モデルとして活躍するきっかけを作ったのも、安室の曲が深く影響したという。

 

「高校の学園祭のときに、生まれて初めて大勢の人の前で『SO CRAZY』のダンスとボーカルを披露したんです。当時の私は人見知りで、人前に出るのが苦手だったんですが、そんな自分を大きく乗り越えられた出来事でした」(益若)

 

安室をいつもお手本にしていくうちに、いつしか“自分らしいって何だろう”と考えるようになった。

 

「するとだんだんと私なりのファッションやメークが形作られて、今のお仕事に通じたんだと思います」(益若)

 

大きな影響を与えてくれた安室の引退に、益若からは本誌にこんなお願いが--。

 

「安室さんは私生活を表に出さないからこそ、ミステリアスでカッコイイ。引退後は追っかけないでくださいね!」(益若)

 

安室のデビュー当時からの大ファンである女優の田中律子(46)は、安室が娘とのコミュニケーション・ツールになっているという。

 

「娘がダンスを始めるようになったのは、安室ちゃんの『Baby Don’t Cry』『HELLO』『GIRL TALK』が好きになったから。ライブのDVDを見るのも、娘との共通の趣味なんです」(田中)

 

ライブには親子2代で参戦。

 

「何回も見に行きました。セットがいつもかわいくて、何より安室ちゃんのかわいさ、ダンスと歌の完璧さには涙が出るくらい感動したし、私も娘と一緒に踊って歌いまくりました。来年の最後のツアーは絶対に見に行きたい!」(田中)

 

子どもが同じ年ということも、共感ポイントだという。

 

「来年20歳を迎えます。この二十数年のあいだ、同じように出産、子育てをしてきたのだと思うと、つい自分の人生と重ねて、歌詞を聴いてしまいますね」(田中)

 

現在、安室の故郷・沖縄で生活をしている彼女。もちろん、今後もずっと活躍してほしい気持ちがあるが、引退はしっかり受け止めている。

 

「ずっと頑張ってきたから、ここで普通の安室ちゃんとしての人生を楽しむのもいいと思います。今までずっと我慢してきたことや、やりたかったことをたくさんしてほしい。そして、私の沖縄の家にも遊びに来てください(笑)」

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