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4月2日からフジテレビでスタートする夕方の報道番組について、メインキャスターに起用されていた元NHK・登坂淳一アナウンサー(46)の出演取りやめが決まった。1月26日、フジテレビが発表した。

 

登坂アナといえば1月25日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で、NHK札幌局時代のセクハラ疑惑が報じられていた。フジテレビによると、登坂アナから「大事な新番組を傷つけることは本意ではなく、出演を自粛したい」との申し出があったという。それを受け入れ、出演とりやめを発表したというのだ。

 

また登坂アナも所属事務所を通じて、コメントを発表。出演辞退の経緯を明かし「報道内容については、身に覚えがないことも多く、困惑するような内容」としている。

 

「フジテレビといえば16年4月スタートの報道番組でも、キャスターに決まっていたショーンKさん(49)が『週刊文春』で経歴詐称を報じられ降板しています。そのときの苦い経験がまったく生かされておらず、局内では『報道部はどれだけ“事前チェック”が甘いんだ』との批判も出ているそうです。放送まで時間はあるとはいえ、後任探しは簡単ではありません。とんでもない緊急事態に陥ってしまいました」(テレビ局関係者)

 

フジテレビのみならず、今月11日にNHKを辞めたばかりの登坂アナ自身にとっても誤算だったことだろう。

 

「現所属事務所はフリー女子アナが在籍しているものの、以前から帯番組を担当できる男性アナを欲しがっていたそうです。そのため登坂アナも運良く所属できたのです。しかしフリーになった直後に、とんだ大誤算……。今後、しばらく新たな仕事のオファーは絶望的といえそうです」(芸能プロ関係者)

 

“登坂ショック”は予想以上に大きな影響を与えそうだ。

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