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「たとえ誰かに迷惑をかけても、達成したい夢。帰って来て皆さんにそれ以上の恩返しができる、という覚悟が自分の中でできましたので留学することを決めました」

 

8月28日、『火曜サプライズ』(日本テレビ系)の生放送で、ウエンツ瑛士(32)が9月末をもって芸能活動を休止し、10月から1年半、ロンドンへ留学すると発表。3年前から持ち始めた「ロンドンで舞台に立つ夢」を実現するため、英国で勉強するという。

 

生放送終了後の午後9時、局からウエンツを乗せた車が出て来た。10人ほどのファンが車に駆け寄ると、後部座席の窓を開け、笑顔で手を振る。そのまま車が走りだすと、1人のファンが「イギリスでも頑張ってね!」と叫んだ。すると彼は運転手に車を止めるよう指示。車を降り、ファンの前に立って挨拶をする彼に、ファンたちは一斉に涙。本人ももらい泣きして一礼すると、プレゼントを受け取って車に戻ったのだった。

 

4歳で芸能界入りしたウエンツはじつは14歳で一度、休業している。高校受験を前に「皆と同じ時間を過ごしたくて」芸能界から離れたが、周囲のラブコールに応える形で1年半後に復帰した。2度目の休業の背景には何が!?

 

「歌手から役者、タレントにMCまで、どれも合格点が取れるため、制作サイドからの需要は非常に高いです。その一方で、本人としては“器用貧乏”と感じて悩んでいたようです。『自信が持てるものはひとつもない』と話していたのが意外でした」(テレビ局関係者)

 

明るく元気な印象の彼も、“コンプレックス”を抱えていたよう。

 

「出演番組の事前予習が熱心なのも“不安を打ち消すため”だとか。大阪で生放送する『ベストヒット歌謡祭』の司会を初めて務めたときは前日に京都で1人下車し、芸能の神様で有名な神社でお守りを購入したそうです」(同前)

 

14年の舞台が“転機”になった。

 

「英国作品の舞台『天才執事ジーヴス』に出演したのが、今回の留学のきっかけだそうです。30代以降の人生を考えたときに“舞台の道を極めたい”と思ったとか。2年半前からはタップダンスにハマり、週1でスタジオに行っています。特技のタップも活かした役者として『頂点を狙いたい!』と決断したと聞きます。彼はドイツ系米国人の父を持つハーフですが、英語は決して堪能ではありません。まずは語学学校で英語を学ぶことからです」(仕事関係者)

 

熱い野望を胸に旅立つ彼。1年半後、どんな成長を遂げるのか。

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