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文化の秋、全国各地の講演会で引く手あまたの人気有名人25人の最新ギャラ相場を一挙公開! テレビでおなじみのアノ人は、どんなトークをしているのか!?

 

「著名人の講演価格は、そのときのテレビの露出度と人気で、かなり変動します」と、数多くの有名人の講演会を手掛けるエスエンタープライズ代表取締役の鈴木佐文さんは言う。

 

「講演会は1回60~90分が基本です。いちばん多いのは90分です。60分でも90分でも基本、値段は一緒です。場所によって、地方講演だったら1~2割増の人もいますが、ほとんどは全国一律です。九州の福岡や北海道の札幌などでも日帰りが多くなりました」

 

本誌が鈴木社長の協力を得て、作成した、有名人25人の「講演会最新ギャラ番付」が次のとおりだ。

 

【東】

 

■「横綱」200万円以上
坂上忍
米村でんじろう

 

■「大関」150万円以上
美輪明宏
小泉純一郎

 

■「関脇」150万円前後
尾木直樹
さかなクン

 

■「小結」100万~150万円
壇蜜
竹中平蔵
田原総一朗

 

■「前頭」100万円前後
加藤一二三
杉村太蔵
舞の海修平
香山リカ

 

【西】

 

■「横綱」200万円以上
橋下徹

 

■「大関」150万円以上
林修
池上彰

 

■「関脇」150万円前後
羽生善治
東国原英夫
野村克也

 

■「小結」100万~150万円
茂木健一郎
竹中平蔵
澤口俊之

 

■「前頭」100万円前後
コウケンテツ
森永卓郎
陳 建一
渡部陽一

 

「200万円以上」を誇る両横綱が橋下徹(49)と坂上忍(51)だ。

 

「橋下さんは別格。さまざまな業種の企業からオファーが絶えず、会場は最大1,500人規模まで。企業の場合、テーマは『ビジネス戦略』が多く、話術の巧みさに加え、経営サイドからは“あの橋下さんがわが社に来た”と社員全体のモチベーションUPにもつながると好評です。青年会議所の場合、おもなテーマは『地域貢献』『町おこし』。パワーポイントで事例を見せながら説明されますし、実績があるので説得力があります」

 

坂上忍も近年、ギャラが高騰しているという。

 

「坂上さんは本当に忙しい。彼の場合、食事付きの“トークショー”イベントになることが多いです」

 

米村でんじろう(63)も最高ランクだが――。

 

「でんじろう先生は文化会館やホールでやることが多いです。ホテルだと実験しづらいからでしょうね。多数の実験機材が必要で、人員も多くかかるのでギャラが自然と高くなってしまうんです」

 

大関が「150万円以上」だ。テレビ番組のレギュラーを多数抱える林修(53)はその筆頭。

 

「大手生命保険会社の講演が多いですね。取引先、つまり経営者や個人事業主向けです。塾の先生として、育った環境や高校、大学から今に至るまでの生い立ちの話をすることが多いです」

 

同じくテレビでおなじみの池上彰(68)も安定の人気。美輪明宏(83)は集客力が断トツだという。

 

「カリスマ性があるんですね。厳しい環境で育った体験をもとに人生論をお話になることが多いです。企業ですと、日本全国の社員の決起集会の“サプライズゲスト”で呼んだりすることも。そういう場合は90分フルでお話しされます」

 

大手広告代理店関係者は言う。

 

「講演会のギャラは、イベンターによっても変わります。プライベートのことなど、あまり本人が話したくない内容を講演会の条件にする場合は、相場額よりも高くなることがあります」

 

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