「一部では空席だらけとも報じられていましたが、会場は満席。450人ほどのファンが詰めかけ、その歌声に酔いしれていました」(会場関係者)
12月11日、ホテル椿山荘東京でディナーショーを開催した華原朋美(44)。久しぶりのステージに、ファンも喜びを爆発させていた。
「男女比は半々くらい。やはり、華原さんと同年代の人が多かったです。ですが60代くらいの方や20代くらいの若い人もいて、幅広い人気ぶりを見せていました」(前出・会場関係者)
本誌9月4日号では、記者の直撃に対して「引退も考えている」と語っていた華原。だがこの日は終始、明るい姿を見せていた。
「彼女が『今年はどんな1年でしたか?』と観客に尋ねるコーナーがあったんです。男性客の1人が『波瀾万丈!』と答えたのですが、それに対して華原さんは『それ私……』とひと言。これには、会場が笑いに包まれていました」(参加した観客)
また前述した直撃の際には、少しふっくらとした印象だった華原。だが、この日は赤いミニスカートやシースルーのシャツなど“肌見せスタイル”な装い。その“激変ぶり”を自虐交じりにこう語っていた。
「私は数カ月前まですごく太っていました。ですが、社長に『痩せないとステージには立たせないぞ』と言われてしまって……。根性で1ヵ月に9キロも痩せたんです」
涙ぐましいダイエットをしていた華原。だが、実際はさらに壮絶なものだったという。
「華原さんはドMなまでに自分を追い込んでいました。まず早朝に起きて犬の散歩。その後はパーソナルジムで90分間トレーニングに励み、終わると岩盤浴で汗を流します。そして、夜にはジョギングを2時間。そんなハードな生活を毎日続けていたそうです。さらに食事も、ほぼ鶏ササミだけという徹底したストイックぶりでした」(華原の知人)
華原がここまで奮起したのには、“ある思い”があった。
「今年の華原さんはSNSを突然やめ、一時期は真剣に引退を考えていました。そんなときに、ファンから『朋ちゃん頑張って!』と激励の声がたくさん寄せられたそうなんです。その思いを受けて彼女も『ファンに元気な姿を見せたい!』と続投を決意したといいます。来年も、すでにいくつか仕事が入っているみたいですね」(前出・華原の知人)
実際、最後のMCでも「来年はもっと皆さんの前で歌う機会を作っていきたいです。今日は本当にありがとうございました!」と前向きに再起を誓っていた華原。彼女の歌声が、再び日本中に響き渡る日はすぐそこだ――。