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北川景子(32)主演の連続テレビドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)第6話が2月13日に放送。平均視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ)と、初回から2桁台をキープし続けている。

 

テーコー不動産に勤める天才的不動産屋・三軒家万智(北川景子)は「私に売れない家はない」と家を売るために手段を選ばない。どんなワケあり客にも家を売る。

 

第5話では留守堂(松田翔太)の正体が、万智の小学校時代の同級生“ドジスケ”こと三瓶良雄であることが明かされた。留守堂は万智に愛の告白をするも、「あなたを愛していません」とあっさりふられる。それを盗み見てしてしまった万智の夫・屋代(仲村トオル)は、気が気ではない様子だ。

 

さて今回万智が家を売る相手は、カリスマ美容師・八十多湊人(武田航平)とビジネスパートナーでもある妻・つぐみ(内山理名)夫妻。商売繁盛のため風水にこだわる2人のために、完璧な物件を紹介する。だが、怪しんだ万智は庭野(工藤阿須加)に湊人の尾行を命じる。すると尾田まり(筧美和子)とデートする姿を目撃。なんと、お互いに不倫を公認する友達夫婦だというのだ。つぐみも恋愛関係は卒業したが人間同士としては愛し合っていると万智に告げる。

 

いっぽう留守堂は大学教授の尾田順平(橋爪淳)に家探しを頼まれる。歳の離れた妻が最近、うつろな様子だと悩んでいる様子。なんと尾田の妻は湊人と不倫関係にあるまりだったのだ。

 

契約のため営業所を訪れた湊人。だが、そこにまりの浮気を目撃した順平が乗り込んできて大惨事に。ショックを受けた湊人は契約を白紙に戻すと言い出す。2組の家探しが暗礁に乗り上げるなか、なんと万智は家を売るため留守堂に協力を求める。尾田とつぐみが運命的な出会いにより恋に落ちるよう仕向けたのだった。

 

4人を集めた万智は夫婦関係を“ホーム”、恋愛関係を“エロス”と呼び、両立させてもいいのだと説く。そこで湊人とつぐみに再度風水ばっちりの物件を、順平とまりにも同じマンションの別室を提案した。両夫婦がホームとエロスをすぐに切り替えられるようにし、良好な関係を築けるようにしたのだ。そして双方の希望が叶い、見事売却に成功した。

 

世間からは激しくバッシングされる不倫。だが万智は「人が人を恋しいと思う心こそ、人の命を生きづかせる源なのです」と言い放ち、気持ちそのものを否定しない。また留守堂も「ひそかに思う心の自由は許されるはずだ」と語るなど、様々な愛の形を見せた。人を思う心はどのような形であれ、自らを幸せにするパワーになるのだというメッセージが込められていたように思う。

 

手を組んだ万智と留守堂に複雑な眼差しで見つめる屋代。だが、美加(イモトアヤコ)のバイト先で色っぽい店長の三郷楓(真飛聖)と出会い、彼もまた何か始まろうとしているのだった……。果たして最後に、どのような“愛の形”を見せて終わるのだろうか――。

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