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昨年度まで5年連続「視聴率三冠」を獲得した日本テレビだが、本年度に入りテレビ朝日が好調をキープしている。

 

4月に引き続いて5月も月間視聴率の「全日帯」(午前6時から午前0時)を制し、5月は「プライム帯」(午後7時から午後11時)でも日本テレビを抑えて3年5カ月ぶりトップに立った。

 

「4月クールのドラマがいずれも好調です。5月には5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』が当たりました。バラエティーでは『ポツンと一軒家』が思わぬ高視聴率を連発。このまま年末まで突っ走るかと思われていたのですが……」(テレビ誌記者)

 

そんななか吉本興業に所属する複数の芸人たちが振り込め詐欺グループの忘年会に参加していたという、いわゆる“闇営業問題”が発覚。テレビ朝日はもろにダメージを受けることになってしまった。

 

「雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)が出演していた『アメトーーク!』について当初、テレ朝は放送継続を決定していました。しかし徐々に闇営業問題の騒動が拡大し、スポンサーがCM降板を示唆。制作サイドは対応に苦慮していました。そんななか、吉本は宮迫らかかわった芸人11人を謹慎処分としたのです。その中にはロンドンブーツ1号2号の田村亮(45)もいて、25日放送の『ロンドンハーツ』は出演カットを差し替えることになりました」(テレ朝関係者)

 

案の定、25日の「ロンドンハーツ」ではACジャパンのCMが連続で流れていた。

 

注目度が高かったこともあってか、視聴率は前週より1.3ポイントアップの7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。だが今後、広告収入で深刻なダメージを受けそうだ。

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