7月末の夜11時前、都心にある会員制のカラオケバーに仕事関係者とおぼしき男性と入っていったのは福士蒼汰(26)だ。現在、石原さとみ(32)主演ドラマ『Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)に出演中の福士。試練の日々を過ごしているという。
「福士さんがドラマで演じているのはレストランの敏腕ウエーター。お皿の持ち方から料理を提供する速度など、プロの高い技術が要求されます。初挑戦の役どころだけに、福士さんも相当苦労していると聞いています。ストイックな福士さんは、イタリアンやフレンチの名店に行ってはウエーターの所作を勉強しているそうです。また、撮影の合間には指導役の先生に『自主練に付き合ってください!』と自ら志願して、猛特訓しているといいます」(テレビ局関係者)
多忙を極める福士だが、この日はつかの間の休息を満喫していたようだ。
「相当なカラオケ好きなのか、福士さんは激しいナンバーからバラードまで熱唱していました。途中で連れの男性が帰ったあとも、しばらく一人で歌っていましたよ。クールな印象があったので驚きました」(居合わせた客)
福士が再び店を出たのは、なんと5時間後の午前4時! 口元をゆるませ上機嫌な様子で店をあとにした福士は、そのままタクシーで自宅へと去っていった。朝まで“おひとりさま”を貫いた福士には、意外な素顔が隠されていた。
「福士さんは自分のことを“根暗”と語り、プライベートでも一人で行動することが多いそうです。また、かなり奥手なようで、昨年出演したテレビ番組では『芸能界の友達がいないんです……』と告白していました」(芸能関係者)
福士はWebメディア「レッツエンジョイ東京」のインタビューでこう語っていた。
《一人カラオケが好きで、オフのときや仕事の合間にたまに行きます。それから食事も一人が多いです。友達とご飯を食べることもありますが、一人だと、自分の気分でお店もメニューも選べるので気楽なんです》(18年3月)
深夜のひとりカラオケでストレスを発散した福士。そのかいもあってか、撮影現場での努力が少しずつ実を結びつつあるという。
「最初はおぼつかない手つきでしたが、撮影するたびにみるみる上達しています。石原さとみさんも『運ぶ料理がおいしそうに見えてきたよ!』とベタ褒めしていたそうです。」(前出・ドラマ関係者)
福士の孤高な“ご苦楽”はこれからも続いていく——。