「櫻井さんの交際報道については、嵐のメンバーも寝耳に水だったようです」(音楽関係者)
1月23日発売の『週刊文春』で、大学時代の同級生・A子さんとのハワイ旅行が報じられた嵐の櫻井翔(38)。その前週はA子さんとのベトナム旅行が伝えられていた。
「ベトナムから帰国後、1月6日の『news zero』生放送直後に2人でまたハワイ旅行へ行ったことが明らかになったんです。二宮(和也)さんの突然の結婚に続き、櫻井さんの2号連続の海外2ショット写真の掲載に、一部ファンからは《“櫻井ショック”を受けた》《またメンバー間の軋轢が心配》など、嵐の団結について懸念する声が次々とあがったんです」(テレビ局関係者)
昨年11月、二宮の電撃婚は大いに世間をにぎわした。すでに2020年末での嵐の活動休止を発表していただけに、メンバー内にも緊張が走ったという。
「特に嵐のコンサートの演出も手掛け“ファン・ファースト”を掲げる松本(潤)さんが、結婚のタイミングに疑問を感じたそうです。メンバー間でも意見の相違があり、嵐20年の歴史でも緊迫した時期でした」(前出・音楽関係者)
嵐の“最大の危機”でもあった二宮の結婚時でも、相葉のフォローが嵐を救ったという。
「相葉さんと二宮さんはJr.時代から一緒に電車通勤していました。相葉さんは“ニノのことは誰よりも知ってる”と公言し、結婚時も心から祝福していました。コメントを出したのもその表れです。結婚後も、テレビ番組やライブで積極的に話せなくなった二宮さんを常に気にかけていますね。番組収録では二宮さんの話をメンバーに振ったり、メンバーが話しているときは“ニノはどう?”とトークを回したりしています」(制作関係者)
今回の櫻井の報道でファンの間に再度“亀裂”を心配する声が上がっているのも無理はないだろう。テレビ局関係者は言う。
「櫻井さんはすぐ結婚というわけではなさそうです。そのせいか、ファンの声に比べるとメンバーは落ち着いています。報道後の番組収録では、カメラが回っていないところでも5人は言葉を交わしていました。ただ、周囲の人々が必要以上に気にしているんです。そういう雰囲気をすぐに察するのが相葉(雅紀)さんなんです。積極的にスタッフに声をかけたり、メンバーに話しかけたりしていますね。彼は今、嵐のメンバーといるときは“調和”を最優先にしているのがよくわかります」
相葉はラストイヤーを乗り切るため、なんと来年の「新年会」の計画も立てていた。
「昨年末の『嵐にしやがれ』の収録で、相葉さんは活動休止直後の’21年正月に『飲みに行こうよ!』と大野さんを誘っていました。大野さんも『急に会わなくなるの、寂しい』と同調したタイミングで『俺もやだよ、5人で飲みたいね』と話していました。これはファンへのリップサービスではなく、彼の本音。櫻井さんの交際報道後も何ら変わらず、“最後まで5人で駆け抜けて、21年間の打ち上げをしよう”と、メンバーの気持ちを高めているといいます」(前出・テレビ局関係者)
亀裂修復に奔走する相葉の姿が、メンバーの気持ちをまたひとつにしていくことだろうーー。
「女性自身」2020年2月11日号 掲載