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元プロレスラーのアントニオ猪木が、2月20日に喜寿の77歳を迎えた。同日に都内で猪木の祝賀会が開催され、長州力(68)や藤波辰爾(66)、天龍源一郎(70)らが駆け付けた。各スポーツ紙によると、猪木は昨年8月に他界した妻・田鶴子さん(享年62)に黙とうを捧げ、「今日からまた新しいスタート」と心機一転を表明したという。

 

98年4月に現役レスラーを引退した猪木。その後も格闘技界を盛り上げ、政治家としても活躍した。17年10月には「生前葬」と銘打ったイベントを実施するも、「葬式なんかオレには似合わない」と一蹴したという。

 

いっぽうで、18年に腰を手術した猪木。同年9月には、北朝鮮の建国70周年式典に出席した。手術直後だったため、車いすで移動する姿は世間に衝撃を与えた。

 

それでも、「元気ですか!」と人々に元気を与え続ける猪木。そんな猪木を現在も支えているのは、田鶴子さんの存在だろう。

 

「田鶴子さんは、公私ともに猪木さんのパートナーでした。猪木さんを元気に見せるため、スーツにマフラーというコーディネートを発案。田鶴子さんは生前、『私に万が一のことがあっても、仕事の予定は変更しないで』とお願いしていたと聞きました。田鶴子さんが亡くなった翌日も、猪木さんはテレビ番組の収録に挑みました。猪木さんは田鶴子さんが『自分の命を縮めて、私の寿命を延ばしてくれたのかもしれない』と感謝していました」(プロレス関係者)

 

祝賀会同日にはYouTubeに公式チャンネル『最後の闘魂』を開設し、YouTuberデビューも果たした猪木。ファンからは歓喜の声が寄せられている。

 

《いや、びっくり。待ってました! 元気があれば何でも出来る! 元気貰います!》
《やばい 涙が… 速攻登録! ダー!!》
《猪木さんお誕生日おめでとうございます!! チャンネル登録しました!》

 

猪木の“闘魂”はまだまだ燃えている――。

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