2月24日に正式に活動再開したお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)。7年間で計約1億2,000万円の申告漏れを東京国税局から指摘され、昨年10月から芸能活動を自粛していた彼だが、謹慎期間4カ月という“スピード復帰”に、テレビ界からも反響が続々と上がっている。
相方の福田充徳(44)は復帰が発表された同日に、東京・ルミネtheよしもとでのイベントに出演。各メディアによると、次長課長・河本準一(44)が福田に徳井について話を振ると、福田は「ありがとうございます」と謝意を表した。続けて「YouTuberにでもなるのかな」と、徳井をイジったという。
徳井が復帰にあたって受けたインタビューによると、謹慎中も福田とメールのやり取りをしていたという。そのなかで福田は、「おまえが今後やりたいことがあるんであれば、全力で付き合うし、何でも言うてくれ」と励ましたと明かしていた。
徳井と同じ所属事務所で先輩にあたる小籔千豊(46)は、25日に『ノンストップ!』(フジテレビ系)でこう語った。「個人的には、売れていない時から徳井を天才だと思っている。一お笑いファンとして、徳井が才能を発揮する場が欲しいと思う」とエールを寄せた。
また、同番組に出演したハイヒールリンゴ(58)も「(徳井は)本当に反省しているので、もう一度チャンスのある世の中であってほしい」とコメントした。
芸人仲間からのエールは他にも上がった。極楽とんぼ・加藤浩次(50)も同日に、『スッキリ』(日本テレビ系)でこう語った。「バカだったところをちゃんと反省しながら、もう一回頑張ってもらいたい。本当に色んな実力がある人間だから」と期待を込めた。
いっぽうで、徳井に対して厳しい声もあった。25日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、徳井へインタビューを行った芸能記者の中西正男氏が出演。インタビューを行った日が、今年の確定申告が始まる前日の16日であったことを明かした。
これを受けて、コメンテーターのフリーアナウンサー・高橋真麻(38)はこう語った。「今年の分をキチンと納税されて、スカッとした気持ちになってからインタビューを受けたら良かったのでは」と疑問を呈した。
他にも『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演したメイプル超合金・カズレーザー(35)は、司会の小倉智昭(72)から意見を求められるとこう反応した。「もう少しお休みして、その間に税理士の資格を取って帰ってきたら良かったのに」とジョークを踏まえてコメントした。
徳井について様々な意見が上がるなか、今後の動向に注目が集まりそうだ。