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ゆうこりんスピード離婚か?
第三子妊娠中に離婚協議へ。
ママタレ人気に陰りが。

 

どこを切り取っても思わず「どうした!?」と声が出そうになる、タレント小倉優子さん(36)の離婚危機報道。一般男性の夫は自宅を出て、すでに別居をしているといわれています。また離婚協議中とも修復中ともいわれていますが、その中で気になるのがゆうこりんの性格について語られるエピソードです。

 

「完璧主義」
「頑張り屋」
「ストイック」

 

彼女を形容する言葉は、このようにピリっとした単語が並びます。

 

元こりん星のお姫様。タレント。ママタレ。そしてシンママタレント。一見すると変化に対応できないほどの彼女のキャリア。人気に陰りが出そうなところでグッと踏みとどまり続け、今も芸能界に居つづけます。

 

仕事においては非常に優秀なのが分かりますが、仮に彼女の性格が「完璧主義」なのであれば男女関係においてなかなか難しい側面もあります。それは完璧主義にならざるを得なかった心の裏には、「自己嫌悪」などのネガティブな感情が見え隠れするからです。

 

■ストイックな性格がもたらす弊害は他者への共用

 

真面目で自分に厳しいという性格は仕事などで良い結果を生み出しやすく感じますし、パッと見だと意識の高い人という印象を抱かれることが多いです。しかし自分にストイックすぎる性格は、そもそも根底に「自分なんて」といった自己嫌悪の気持ちが強くあったりもするのでちょっと厄介です。

 

なにが厄介かというと「自分なんて」という気持ちからスタートした頑張りは、大なり小なり「私はこんなに頑張っているのに」といった身近な人への強要につながるからです。

 

強要までしなくても自分についてこられない人に対して無意識に見下したり失望したり、はたまた自分の思い通りに動かない人をコントロールしようとし始めたりします。

 

例えば恋人の行動が許せないときに「私はここまでやってるのに」とか「普通は〇〇すべきじゃない?」といった、一見すると正論のような偏見やベキ論で相手を責め立ててしまう。それは自分の価値観で相手をコントロールしようとしている証拠です。

 

もちろん、ゆうこりんがそうだったかは本人のみぞ知る話です。ただ言われているような「自分に厳しく、勉強熱心で真面目な部分が強い」のなら、パートナーに対して我の強さを強要してしまった可能性は大いにあります。

 

■頑張り屋の女性全員が抱える問題の可能性も……

 

自己嫌悪や強いコンプレックスからくる頑張りは、そもそも自分自身もパートナーも幸せにしません。頑張るほどに裏側では「自分はだめだから頑張らなきゃいけないんだ」といった、自分を責め続ける意識が生み出され続けるからです。

 

とはいえ真面目で頑張り屋が多いといわれる日本人は、ネガティブな感情を頑張りに変えている人が特に多いのかもしれません。個人的には仕事でバリバリ結果を出すようないわゆるで“バリキャリ女子”には、自己嫌悪からくる完璧主義が多いように思います。

 

ハタから見たら何でも頑張るし、結果もそれなりに出している。周りからは「凄い!」と指摘されることも多いから、自分が極端に劣っているとは思わない。でも自分の中の自分を見たときに全然「凄い」と思えなしし、不安しかない。だから苦しくて、更に頑張り続けずにはいられない。そしてそれを理解してくれないし、ついてこられない恋人や家族にイライラしてしまう。本人の中には、こんな心の仕組みがあるかもしれません。

 

ああ、ゆうこりん。こりん星のお姫様は、実はストイックマッチョな精神の持ち主だったとは。離婚するにしてもしないにしても、まずはその真面目で頑張り屋な性格をそろそろ脱ぎ捨てませんか?

 

文・イラスト:おおしまりえ

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