「ここ最近の大野さんは、嵐の活動にもかなり前向きです。自粛期間中にメンバー全員で紙芝居を配信した際には、『みんなで変装してやろうよ!』と、打ち合わせ時に自ら意見を出していたそうです。7月に発売される新曲『カイト』のジャケットに大野さん直筆の絵画が使用されるのも、彼なりのファンへの“恩返し”のようです。3年後の活動についてもファンを喜ばせる企画をメンバーに提案しているといいます」(前出・イベント関係者)

 

一時期は事務所退所すら考えた大野の“変心”。そこには大野の新たな決意があった。

 

「イベントが相次いで中止になり、ファンも悲しい思いをしていることで、大野さんには『自分が活動休止を言い出さなければ……』と休止に対する責任感を感じていたようです。『このままでは終われない……』という思いも心のどこかにあったといいます。

 

そんななか3年後の、“25周年に活動再開”という新たな目標ができたことで、大野さんの気持ちも楽になったそうです。そのときまで『今までできなかった経験をして、3年後にパワーアップした姿で嵐を復活させよう!』という思いなのでしょう」(前出・音楽関係者)

 

大野が決意した“メンバーへの約束”は、グループにも好影響を与えているようだ。

 

「各メンバーは、活動休止を“個々のスキルアップ”と位置づけ、再開に向けたモチベーションが高まっているそうです。現状では、新たな大規模ツアーなどを年内に行うのはかなり難しいです。

 

そこで、25周年イベントで改めてツアーや国立競技場でのライブを開催する計画もあるといいます。ライブ演出を担当する松本潤さん(36)はすでに演出案をいくつか考えているそうです」(前出・イベント関係者)

 

活動休止会見では、相葉雅紀(37)の「デビューのときに世界中に嵐を巻き起こしたいと言って20年、まだ巻き起こせてないので、リーダーが同じ方向を向いたときには」という言葉を受けて、「巻き起こします」とキッパリ宣言していた大野。

 

’23年、“過去最強の嵐”を率いた大野の姿がステージで見られることだろう――。

 

「女性自身」2020年7月7日号 掲載

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