また指原の27歳という年齢も、《20代でなかなか出来ることじゃない》と多くの人々を驚かせているようだ。また、新型コロナウィルスの感染が深刻化して以来、20代~30代の寄付者が増加しているという。

 

YouTuberのHIKAKIN(31)は、「Yahoo!基金」と共同で「命を守る人を支えたいコロナ医療支援募金」のプロジェクトを立ち上げた。開始と同時に自身も1億円を寄付。HIKAKINの呼びかけに賛同したYouTuberのはじめしゃちょー(27)も、1千万円寄付したことを報告している。同基金は総勢21万6,295人の支援者から、総額3億7,061万274円もの寄付金が集まった。

 

俳優の志尊淳(25)もインスタグラムで開始した「#志尊の自粛部屋」の収益から、日本赤十字社と共同募金会に合計1千万円を寄付した。

 

また起業家の竹花貴騎氏(28)は「教育が一番失敗しない投資」とし、故郷の東京東村山市に個人資産の1億1円を寄付。この寄付額の理由について、「わざと1円の端数を作ることで切りを悪くし、継続的な支援ができるように」とコメント。同市の全小中学校で、オンライン学習環境の整備に充てられるという。

 

「コロナ給付金寄付実行委員会」は全国の20代以上の男女に、政府による10万円の特別定額給付金の使い途について調査を行った(計1,249名/期間6月11日~18日)。なかでも「少しの金額でも寄付したい」と考える人は、20代が約4割と最多だったという。

 

「あるNPO代表者によると、『何かできることをしたい』という若者が増えているそうです。現在の20代、30代はSNSやオンラインが浸透しており、手軽に共感できる寄付先を選ぶことができます。寄付方法もクレジットカードやポイント活用など多様化。またコロナ禍を機に、資金用途が明確な寄付やクラウドファンディングの呼びかけもいっそう盛んになりました。好きな芸能人やYouTuberによる呼びかけや寄付報告に感化され、『自分もやってみよう』という流れもあるようです。若者を中心に、日本でも寄付文化が根付き始めているのでしょう」(全国紙記者)

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