NHKでナレーション収録を終え、近くのそば店へ。 画像を見る

8月上旬、NHKの近くにある東京・渋谷のそば店から市川海老蔵(42)が出てきた。

 

かたわらには長女・麗禾ちゃん(9)や長男・勸玄くん(7)の姿も。この日は大河ドラマ『麒麟がくる』のナレーション収録が行われており、海老蔵は子供たちを現場に同伴させたという。

 

6月にYouTubeチャンネル「EBIZO TV」を開設してから2カ月。すでに90本以上の動画を投稿しており、7月31日にはユーチューバー・HIKAKIN(31)とのコラボも実現。アルミホイル玉を作るという企画で、再生回数も久しぶりに100万超えを達成した。

 

「ほかにもスーパーの肉と高級和牛を目隠し状態で食べ比べて当てたり、ドラゴンボール愛を語ったりするなどユーチューバーのような企画にも挑戦。また勸玄くんや麗禾ちゃんとの動画もアップしていることから、『素の姿が見られる!』と好評のようです」(芸能関係者)

 

本気の没頭が功を奏し、注目を集めている海老蔵。だがその半面、梨園からは非難の声が上がっているというのだ。

 

「ご贔屓筋や梨園の重鎮らが口をそろえるのは、『團十郎を穢された!』ということ。『市川團十郎といえば、日本一の大名跡。その襲名を控える海老蔵には、品のないことをしてほしくない』との苦言も少なくありません。『将来の人間国宝候補が、あえて選ばれなくなる道を歩んでいる』と心配する人もいます」(歌舞伎関係者)

 

海老蔵はチャンネル登録者数の目標を100万人としているが、現時点では29万人と遠く及ばず。8月1日には動画再生数が伸び悩んでいることへの悩みをブログで明かすなど、焦りも見える。

 

そんななか、さらに聞こえてきた梨園からの批判。だが海老蔵自身、このままユーチューバー化を推し進めるつもりはないようだ。

 

「海老蔵さんは当初から、『世界にYouTube歌舞伎を披露したい!』と夢を膨らませていました。しかし権利問題の壁をクリアできず、苦戦しているんです。実際に歌舞伎の動画もアップしたのですが、なぜかYouTube側が排除してしまって……。そのため苦肉の策として、プライベート動画をアップするしかない状態です。

 

ただ、10日には再び歌舞伎関連の動画を投稿しました。まだまだ手探りではあるものの、今後はこうした“本格派の動画”もアップしていきたいと考えているようです」(前出・芸能関係者)

 

投稿本数は、まもなく100本。海老蔵の“本気”が梨園から認められる日は来るのだろうか。

 

「女性自身」2020年9月8日号 掲載

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