大麻取締法違反の疑いで9月8日に逮捕された伊勢谷友介容疑者(44)。彼が出演していた『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)の最終回(5日放送分)が「TVer」で配信中止になるなど、余波が広がっている。
いっぽう、Twitter上では思わぬ“飛び火”が起こっていたようだ。
映画監督の紀里谷和明(キリヤカズアキ)氏(52)は9日、Twitterで《伊勢谷友介君の逮捕に伴い、彼の名前と僕の名前を混同している人達が大勢ツイートしていて大変迷惑しています》と切り出した。
続けて、《その多くが誤解であったと気付いたツイートですが、それすら気づかず、そのままの認識の人達が世の中にいると思うとゾッとします。実害が発生する可能性もあり、厳重に対処していきます》と呼びかけている。
この投稿は9,000件以上リツイートされ、《漢字数と谷しか合ってないのに》《ちゃんと見てない人、多いんですね》といった反響が寄せられている。
なお続くツイートで紀里谷氏は、数日中に削除されない場合は法的手段を取ることも明かしている。
このことを受けて、紀里谷氏と公私共に親交のあるGACKT(47)は彼の投稿をリツイート。
そして《いま、コロナで俳優もミュージシャンやダンサーたちもが仕事を失い苦しみに耐えてる》とし、《伊勢谷はそんな若い俳優たちの手本になり先導してやらなきゃならない立ち位置の成熟した俳優なのに何やってんだ!》と憤りを見せた。
続けて、《ボクの親友でもあり映画監督の紀里谷が名前が似てるというだけで勘違いされ、紀里谷が捕まったなどと勘違いしてツイートし拡散してる馬鹿が出る始末。こういうのを本末転倒と言うんだろう》とも嘆いている。
「伊勢谷容疑者と紀里谷氏の接点は、紀里谷氏が監督を努めた映画『CASSHERN』(’04)。伊勢谷容疑者はその主演を務めました。今回のような全く関係のない人への“飛び火”は、過去にも起こっています。
スキマスイッチが15年に行ったライブで、MCでの発言が不適切だとして批判が殺到しました。ですがメンバーの常田真太郎さん(42)の容姿がトータルテンボスの藤田憲右さん(44)に似ていることから、勘違いをして藤田さんに批判を寄せる人が出現。結果的に、常田さんは藤田さんに謝罪をしたといいます。
膨大な情報が詰まったTwitterは、誤ったことも拡散されやすい危険性を孕んでいます。特定の個人名や店名、団体名などを出す際は、投稿前に一度立ち止まって情報を確認することが必要でしょう」(スポーツ紙記者)