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「自分ではわからないんですが、たしかに『変わらないね』とはよく言われます。それがいいことなのかどうかは、なんとも言えないところですけどね(笑)」

 

10年以上前と比べても、外見にあまり変化がないことを質問すると、二宮和也(37)はそう話した。今回、本誌が撮りだめてきた二宮の写真に囲まれたシチュエーションで彼を撮影したのは、映画『浅田家!』(10月2日公開)で実在の写真家・浅田政志氏を演じているから。

 

劇中では、多くの家族写真をフィルムに収めていたが、二宮自身の写真に対する思い入れは?

 

「実は、意識して見返すことはあまりないんです。ありがたいことに、番組やコンサート、雑誌などで過去の写真を振り返る機会をいただけますから。ちなみに、子どものころの家族写真には、笑っているものが少ないんです。昔から家にいるのが大好きで、旅行へ行っても『早く帰りたい』と思っていたので(笑)」

 

本作は『家族愛』も大きなテーマのひとつ。政志が写真を撮ることで家族への感謝を伝えたように、二宮はさまざまな作品や番組を見てもらうことが、親孝行につながればいいと語る。

 

「最近は連絡する機会が減ってしまいましたが、テレビ番組を通して近況を知ってもらえるので、心配をかけずにすんでいるようです(笑)。今回は、温かい雰囲気の作品なので、ぜひ見てもらいたいですし、きっと喜んでくれるんじゃないかと思います」

 

「女性自身」2020年10月13日号 掲載

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