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「これがよう発売になりましたね(笑)」

 

お笑いコンビ「野性爆弾」くっきー!(44)の「乙女心を学びたい」という想いが詰まった写真集『野性爆弾くっきー!の女型人間くっきー!名鑑』(光文社)に、注目が集まっている。

 

CA、クラブのママ、農家の娘など16の女型に扮しているのだが、一見してありえないようで、じわじわとあるあるが感じられる不思議な作品だ。

 

そんな“変身”の裏側にせまるべく、ルミネtheよしもとの楽屋で、くっきー!に話を聞いた。

 

――一番お気に入りの写真は?

 

「アンドロイドは渋かったですね。やりたいものはやり尽くした感じがあって、どんどん特殊な仕事をやっていったので。イメージとしては漫画『コブラ』の登場キャラクター・レディみたいな。コブラのために忠実に仕事をこなすスーパーアンドロイドをやりたくて。とにかく衣装さんとヘアメイクさんがすごい実力で、かなりレベル高いかたなので撮影のたびに驚かされています。また明日も撮影なんですけど、毎回楽しみにしています」

 

――いきなりですが、『女性自身』に変身するとしたらどんな写真にしますか?

 

「イメージ的にはテキパキ系女子ですよね。どうしても『女性自身』って言われると、雑誌のイメージが強いから、女編集者というか女編集長になってみたいです。若い新人の男女を何人か引き連れてるような。ちゃんと昼と夜の顔があって、昼はテキパキ仕事するけど、夜は居酒屋でお酒が入って弱音吐いちゃうみたいなね。熱燗とか飲みながら」

 

――『女性自身』にどういったイメージをお持ちですか?

 

「女性誌って男性はなかなか見る機会がないですからね。でも、女性の心を鷲掴みにするようなイメージがあります。僕は男性なので、ガキの頃でいったら『バンドやろうぜ!』みたいな、キラキラした憧れを手にすることができるというか。女性のバイブルというか『女性版聖書』だと思ってます」

 

――写真ではレオタード姿が多いですが、足に自信はありますか?

 

「僕の“女性自身”ってそこかも(笑)。ムダ毛がなくて、肌がツルツルなのでよく褒められます。毎回ストッキングは履かせてもらってるんですけど、撮影のために毛を剃ったりというのもないし。最初はギャルの撮影だったんですけど、撮影するたびに変わっていって、気がつけば働く女性をメインでやるようになったんです。働く女性応援マガジンみたいな(笑)」

 

女性応援マガジンもいろいろな型があるんですね(笑)。

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