’11年に鈴木が本格的に女優復帰する際、石橋は2つの条件を出したと報じられている。それは「撮影が押しても必ず自宅に戻る」と「夕方には必ず電話する」だという。それから数年、鈴木の活躍の場は広がっているが、石橋からの“女優を続けるための条件”も、さらに増えているのだ。

 

「打ち合わせの席で、珍しく保奈美さんがグチをこぼしていたので印象に残っています。

 

『せっかく女優として頑張っているのに、夫から、あれもするなこれもするな、と言われ続けていて、正直ウンザリしている』という話でした。

 

具体的には『打ち合わせのための会食などがあっても深夜帰宅はNG』とか、『共演する俳優とは現場でも仲よくするな』と言われているそうで、驚きました。ノロケともとれなくはないのですが、『仕事なんだから、共演者とはコミュニケーションをとらなければいけないのに』と、嘆いていましたので、本当に悩んでいるのだと思います」(鈴木と親しい仕事関係者)

 

石橋が“妻との仲を警戒したという共演者”とはいったい誰なのだろうか?

 

「主だった男性の共演者といえば『主婦カツ!』(NHK-BSプレミアム)の岡田義徳(43)、『SUITS/スーツ』シリーズの織田裕二(52)、中島裕翔(27)などです。

 

そのなかでも石橋の嫉妬の対象となった“本命”といえば織田裕二でしょうね。『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)以来、27年ぶりの共演ということで話題になりましたが、織田は鈴木のことを『知的だしキュートだし、27年前と全然変わっていないうえに、大人としての知識や経験が加わって、やっぱりステキな女性です』とベタ褒めしていました。織田も既婚者ですし、共演者に対するリップサービスだったのでしょうが、会見でも仲のよさが目立っていたこともあり、石橋の嫉妬心を煽ってしまったのでしょう」(前出・芸能記者)

 

鈴木が悩んでいるという“夫からの束縛”について、夫婦問題研究家の岡野あつこさんに聞いた。

 

「妻や恋人に対する過度な束縛は、モラハラ男性の特徴の1つといわれています。発言がモラルハラスメントにあたるかどうかは、『怒鳴ったりするなど圧力をかけるような言い方かどうか?』、また『言われた相手がどのように受け止めているか?』などにもよります。

 

もちろんモラハラ発言が続けば、夫婦の距離も開きますし、離婚にいたるケースも多いです。特に気をつけるべきなのは、子供の前での発言や、奥さんの仕事を馬鹿にするような言葉です」

 

ネット番組でのタレント・池田美優(22)への言動が、“まるで昭和のセクハラ芸”と物議を醸したばかりの石橋。家庭でも“昭和流の夫”を貫くばかりでは、鈴木との離婚危険水位も高まるばかりだろう。

 

「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載

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