■いい意味で“自分勝手さ”を伸ばせば良いけれど……
唐田さんはInstagramに匂わせ投稿などをしていたため、「したたかな女」のイメージがついているのは明白です。では「したたかな女」が今の時代に復活を果たすには、どうしていけば良いのでしょう。
1つは今から謝罪会見をして、真正面から問題を受け止めて再スタートすることです。しかしこれは雲隠れの後でふわっと復帰したため、今から行うのは難しいかもしれません。
2つ目はいっそしたたかに外野を完全にスルーし続け、マイワールドを築き上げる方法です。
昔であれば、葉月里緒奈さん(45)などが近い対応をしていたかもしれません。あそこまで悪女感を出せとは言いませんが、唐田さんの場合は写真やポエムといった外野をスルーするツールも持っています。そういったコンテンツ発信を尖らせていき、独自の世界に浸っている感を出し続けていく。すると、だんだん外野の批判も薄れていくかもしれません。
ちなみに途中で半端に謝ったりスルーしたりほとぼりが覚めるのを待ったりしてしまうと、炎上したアンジャッシュの渡部建さん(48)のように再び突っ込まれることになりかねません。
大事なのは総スルーか、きちんと謝罪対応するかの二択。複雑な時代だからこそ、スタンスやキャラ設定に芯がある人が良く悪くも時代を切り抜けられるのです。
若い彼女の才能が、これから適切な形で花開くことを祈るばかりです。
(文:おおしまりえ)