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「2年程前から喉の違和感を訴え、歌だけでなく、普段の会話も困難な状況が続いておりました。様々な検査や治療を施して参りましたが改善されず、最終的に『喉のジストニア(痙攣性発声障害)』であるとの診断を受けました」

 

3月2日、公式サイトを通じてこのように病を公表したのは演歌歌手の伍代夏子(59)だ。「できる限り仕事は続けていきたい」と希望し、完治に向けて全力で治療に取り組んでいるという。

 

伍代といえば過去にC型肝炎の闘病経験があり、現在は厚生労働省の肝炎対策特別大使として啓発活動に力を入れている。

 

「伍代さんにC型肝炎が見つかったのは、32歳のとき。診断から15年経った’09年からインターフェロンの投与と飲み薬による治療を続け、ようやく克服したのです。『健康は自分だけでなく家族の問題』と考える夫・杉良太郎さん(76)との活動は、今年で10年を迎えます」(医療ジャーナリスト)

 

長い闘病生活を経験した伍代だが、重い副作用に悩まされる時期もあったという。

 

「『仕事は休まない』と決めて病気と向き合っていた伍代さんですが、貧血のためコンサートで息切れすることもありました。脱毛や体重が減る症状だけでなく、気分が落ち込むなど精神面にも影響は及んだといいます。それでも伍代さんは諦めることなく、何度も自分を奮い立たせたのです」(スポーツ紙記者)

 

昨年7月28日に「ヨミドクター」で掲載されたインタビューでは、’10年12月24日に治療を終えたと明かしている伍代。偶然にもその日は結婚記念日だったこともあり、「うれしくて、乾杯しました」と語っている。

 

そんな病に打ち勝った妻を、杉は結婚当初から献身的に支えてきたという。

 

「杉さんは結婚が決まった際に、伍代さんから病気のことを打ち明けられたそうです。それでも杉さんの気持ちは変わることなく、『一緒に病気と闘っていこう』と励まし続けたのです。杉さんは今でも『そばにいて何もできないことが一番辛かった』と語っていますが、伍代さんはただ側にいてくれるだけで有難かったそうです。

 

今回公表した病にも、杉さんは一緒に克服していく覚悟だといいます」(前出・スポーツ紙記者)

 

夫婦二人三脚で再び病に立ち向かう伍代と杉。無事に克服し、元気な姿を見せてくれることを願うばかりだ――。

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